元彼がうつ病になり罪悪感…「私のせいだ」と自分を責める女性の特徴と苦しい後悔との向き合い方・別れた後に元カレへしてあげられる事

時に女性以上にナイーブで傷つきやすく、精神的に大きなダメージを負ってしまうのが男性という生き物です。

そのため、彼女と別れたショックから、うつ病になってしまう男性がいることもあります。

しかし、元カノの立場からすれば、別れた後に元彼が鬱になったと知ってしまえば、それは自分のせいだ…と責任を感じてしまうこともあるのではないでしょうか。

自分が元彼を心の病気にしてしまったと感じれば、それは平気ではいられませんよね。

しかし、彼女と別れた男性が全員、うつ病になるわけではありません。

そこで今回は、別れてしまったことが原因で男性がうつ病を発症してしまうケースや、元彼がうつ病になってしまった時に罪悪感を抱えやすい女性の特徴、また、その時の苦しい気持ちとの向き合い方や、あなたが元彼にしてあげられることについてまとめてみました。

“復縁すれば元彼のうつ病は治るかも？”と思っている女性には、復縁して支えるべきか、別れたままでいるべきか、答えを出すために必要なポイントについても紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

別れた元彼が精神的に病んでしまいうつ病を発症するケース

信じていたのに…彼女に浮気されて別れ、女性不信に…

彼女が浮気をして別れたという場合には、男性が受けるダメージはかなり重たいものになります。

ただ“傷つく”という一言では済まされないレベルで心の傷を負うことになるのは間違いありません。

男性の場合、彼女には心を開き自分の全てを見せるようになりますが、それができるのは何よりも彼女のことを“信頼している”からです。

しかし、そんな信頼しきっている彼女が別の男性と浮気をしたなんてことを知れば、これまで信じていた自分がバカバカしく感じられてしまうだけでなく、人を信じることができなくなってしまいます。

会社の同僚、学生時代からの友達など、同性の友達に対して抱く信頼感と、恋人に抱く信頼感には大きな違いがあり、同性に対しては、やはり心のどこかで信頼感にある程度のブレーキをかけているところがあるのです。

何でも話せるけれど、やはり自分の弱いところは見せないとか、恋愛関係の相談はしないなど、それぞれでラインを引き、100％は見せないようにしています。

そんな男性でも恋人に対しては、仕事の話もすればプライベートの話もするし、当然恋愛に関しても全てをさらけ出しています。

関係上そうせざるを得ないから…というのもありますが、全てを見せているからこそ、その分世界一信頼している人物として彼女を位置付けている部分も大きいのです。

それだけ信頼していた相手に裏切られてしまえば、人を信じられなくなるだけでなく、自分のプライドも大きく傷つけられ、時には自分さえ信じられなくなってしまうことがあります。

恋愛に対しても大きなトラウマを抱くことになってしまうため、女性と関わることが怖くなる“女性不信”に陥ることもあるでしょう。

人を信じることができなくなったことで男性は追い詰められ、そして自分すら信じていいものか…とわからなくなってしまうことでこれまで築いてきた世界が一気に変わり、さらに精神的に追い詰められていくようになるのです。

もう誰も信用できない…嘘をつかれて騙されていた

女性が恋人に対して嘘をつくのは、何も浮気した時だけではありませんし、男性が恋人に嘘をつかれてひどく傷つくのも、浮気を隠すための嘘に限られているわけではありません。

どんなことでも自分が信頼していて、大切に思っている相手から隠し事をされたり嘘をつかれてしまったりするのは辛いものです。

人それぞれで許せる嘘、許せない嘘はありますが、どんな嘘でも一度ついてしまえば一度では済まなくなり、嘘に嘘を重ねなくてはならなくなることがほとんどになります。

そうすると、気づけば彼氏に対して嘘まみれ…なんて女性もいるのではないでしょうか。

そんな嘘が彼氏にバレてしまうと、次から次へと嘘をついていたことがバレてしまい、それによって彼氏が彼女のことを信じられなくなり、大きなショックを受けて精神的に不安定になってしまうということがあります。

例えば、これまでは嘘をついたことがなかったとしても、一度だけ、家の用事と言って友達と遊びに行ったとしましょう。

別に浮気をしていたわけではなく、単純に女友達と遊びに行ったとしても、その嘘が彼氏にバレれば、彼氏はその時だけでなく、以前デートをキャンセルされた時の理由や、会えないと言われた時の理由など、全ての彼女のキャンセルの理由が“嘘だったのではないか”と疑うようになります。

付き合いが長ければ長いほど回数も多いかもしれませんよね。

すると、その分彼氏の方も、疑い始めたらキリがない状態になってしまうというわけです。

つまり、たった一度の嘘でも、一つの物事に対してついたいくつかの嘘でも、それがバレることで一気に彼を疑心暗鬼にさせ、心を追い詰めることになってしまうことになると言えるでしょう。

連絡を取りたいのに着信拒否、ブロックされている状況が続いて…

彼女と別れた後に、どうしても彼女に伝えたいことがあったとか、復縁したいと思っていて、もう一度連絡が取りたいと思っているにも関わらず、彼女の方が元彼を着信拒否したり、ブロックして一切の連絡をシャットアウトされてしまっているというような状況で、精神的に不安定になり、うつ病になってしまう男性もいるようです。

確かに男性の中にも、別れた時のイライラや怒りなどをぶつけるために元カノを着信拒否したりブロックしたりするタイプも存在しますが、女性でそれを行う割合と比べれば圧倒的に少ないと言えるでしょう。

つまり、男性は、自分がしようと思っていないことをされたことで、一気に心のバランスを崩してしまうのです。

ましてや、自分が連絡を取りたい、会いたいとか話したいなどと思っているにも関わらず、それが思うようにできないことで既に大きなストレスを感じてしまっていることになりますから、そこにきて“着信拒否されている”とか、“LINEをブロックされている”という事実を知れば精神的に不安定になってしまっても仕方ないとも思えてしまいます。

時には女性以上にナイーブで、傷つきやすい、ガラスのハートを持っている男性には、元カノに拒絶されているという事実だけで十分うつ病発症の理由になり得るのです。

今の時代ならでは？SNSで悪口を言われていることを知って…

全ての女性がそうであるというわけではありませんが、やはり男女で比較すれば、相手に対する嫌がらせの方法としては女性の方が陰湿であったり、冷酷であることがほとんどではないでしょうか。

また、男性の場合にはあまり周囲に自分の恋愛に関して話したり相談することない一方で、女性は友達に対して悩みを相談したり、“こんなことがあった”と状況を説明したりする機会が多いと思います。

別れた元彼に対して、SNS上で友達に相談をしたり、または別れたことやそれに伴う現在の心境などを、不特定多数が目にするSNSに書き込む女性も少なくありません。

もしあなたが、ふと開いた元彼のSNS投稿に自分の悪口や文句、貶す言葉が書かれているのを見たら、決していい気分にはならないはずです。

当然、男性はそんな状況に慣れていませんから、元カノに嫌われていることを知っただけではなく、周囲に悪口を言いふらされていることを知って大きなショックを受けることでしょう。

特に女性以上に周囲からどう思われているかを気にしていて、なるべく嫌われたくないと思っている割合が多い男性にとっては、この状況はかなりのストレスになります。

一度そんなことになっていると知れば、自分が普段から周囲に嫌われているのではないか…と不安で不安で仕方なくなってしまい、だんだんと精神的に不安定になっていってしまうのです。

元カノが落ち込んでいる姿をみて責任を感じたことがきっかけで…

別れた元カノが自分と別れたことで落ち込んで、悲しんでいる、立ち直れないでいるという姿を見て、うつ病を発症してしまうなんてこともあります。

繊細すぎる…と思うかもしれませんが、これは事実なのです。

自分が振った場合に、元カノがそれでずっと落ち込んだままだということを知ると、男性の中ではジレンマが発生します。

落ち込んで立ち直れないままでいる彼女に、同情するわけではありません。

悲しみに暮れている姿を見せて同情で復縁をしようと思ってくれる男性はほとんどいないからです。

彼の心の中にもたらされるのは、“悪いことをしてしまった”“周囲からひどいやつだと思われるかもしれない”という恐怖心。

そして、“きっと周囲からの印象を回復させるためには復縁がいいんだろう”と思いながらも、色々考えて別れた手前復縁に踏み切ることはできなかったり、復縁してもいいかも…思っても、自分から振った手前、自分から復縁を申し込むのはプライドが許さない…というジレンマの間で苦しむことになるのです。

正義感が強い男性も、元カノを傷つけてしまったという罪悪感が消えずに、でも復縁に踏み切ることもできずに、深く苦しむようになることがありますが、いずれにせよ、男性の中では動くに動けない状況が続き、悩みも消えず、ちょっとずつ精神的に疲弊していって、状況があまりにも動かないとうつ状態になってしまこともあります。

元彼がうつ病になり「私のせいだ…」と罪悪感を抱えやすい女性の特徴

元彼との別れ方に対して反省すべき点を認識している

性格云々ではなく、元彼との別れた時の状況ややりとりに対して反省や後悔を抱えている場合には、元彼がうつ病になってしまった原因が“自分にある”と罪悪感を抱えてしまうことが多いようです。

別れる時に、売り言葉に買い言葉となり、激しい罵り合いになってしまったとか、そもそも色々な事情によって自分自身が精神的に不安定だったため、元彼に対して一方的にひどい言葉をぶつけてしまったなど、別れた時の自分の言動や行動に原因があると確信してしまっている場合には、元彼がうつ病になってしまったと聞くと一気に自分が悪い、自分のせいだと全てを抱え込んでしまうようになります。

別れたあとに、謝ることができたり、再度話し合いを持ちかけて元彼がそれに応じてくれるなどすれば少しは罪悪感も薄れるのですが、元彼に拒絶されてしまっていてそんな機会も得られないまま、元彼がうつ病に…などという情報が入ってくると、その罪悪感は募る一方になってしまうのです。

困っている人や苦しんでいる人を放っておけない

困っている人や、悩んで苦しんでいる人を放っておけない、見て見ぬ振りができない性格をしている女性は、“別れたんだからもう他人”“私には関係のないこと”と割り切ることができません。

一度関わり合いを持てば、いくら他人とはいえ、自分も無関係な人間ではないと考えてしまうため、元彼が自分と別れた後にうつ病になったと知れば、“もしかしてそれは私と別れたことが原因なのかも”という考えが一番に浮かんできてしまいます。

元彼がうつ病になった原因が別のところにあったとしても、どこか自分にも責任があるのではないか、何か助けにならないといけないのではないかと、思い悩むようになってしまいます。

自分以上に他人を大切にできる

自分のことより常に人のことを優先させて考えてしまうような優しい性格の女性も、元彼がうつ病になってしまったことを無視できないことがほとんどです。

ましてや、別れてしばらくすると気持ちも落ち着いてくると同時に、元彼と付き合っていた頃の記憶が美化され、嫌だったことが薄れ楽しかった時の記憶が残るようになってくることもあり、余計に元彼に何か力になってあげたいと感じてしまうようになるのです。

自分だって失恋の痛手を負っているわけですし、もしかしたら元彼がうつ病になったと知った時点でも、まだ立ち直れていないなんてこともあるでしょう。

それでも自分の周りにいる人に優しくできる女性は、自分の心の傷を放ったらかしにしてまで、元彼のためにできることはないかと奔走するようになるのです。

下手をすると、自分が精神的にまいってしまう可能性が高いタイプなので、自分も大切にするように気をつけないといけませんね。

責任感が強く面倒見の良い姉御肌

責任感の強い性格であったり、常に人を引っ張っていくリーダーシップが取れる性格の女性も、うつ病になった元彼を放っておくことができません。

なおかつ、責任感が強いからこそ、抱く罪悪感も強くなってしまいます。

リーダーシップを取れる女性だと、姉御肌でとても面倒見が良いこともあり、好きじゃなくなって別れた元彼のことも、放って置けない、ましてや自分がうつ病にさせてしまったのであれば、最後まで自分が面倒を見ないといけないという、使命感のようなものも生まれてしまうのです。

なんとかしてあげないと…という気持ちが強くなればなるほど、そしてその気持ちに反して思うように力になれなかったり、動くことができなかったりすると、罪悪感も比例して強くなっていってしまい、その女性自身もひどく苦しむことになってしまうこともあるでしょう。

何でも“自分が悪い”と抱え込んでしまう

何か問題が起こると、まずは自分に責任があるのではないかとか、周囲の人と揉めた時に“自分が悪いんだ”と感じてしまうタイプの女性は、元彼がうつ病になったことを知って罪悪感を抱えてしまやすいと言えるでしょう。

自分から元彼を振った場合でも、元彼がうつ病になったと聞いた途端、“ただの私のワガママだったかもしれない”と感じてしまったり、時には自分が酷い目に遭わされて別れを告げたのだとしても、“私が悪かったのに、傷つけてしまった”と自分を貶めて考えてしまうようになります。

全てにおいて自分に責任があるとか、自分が悪いと思い込んでしまう女性は、自分を正当化することがとても下手なので、“喧嘩両成敗”という考え方ができません。

泣いた方、病んでしまった方、落ち込んでしまった方が可哀想で、泣かせた方、病ませた方、落ち込ませた方が悪いと判断してしまうのです。

口より先に体が動く！衝動的に発言や行動をしてしまう

考えるより先に行動に出てしまうタイプの女性は、元彼がうつ病にかかってしまったと聞くと罪悪感を抱きやすいです。

また、それと同時に放って置けなくなってしまうタイプでもあります。

どうしても、衝動的に行動してしまう部分が大きいので、別れる時に元彼に言いたい放題言葉をぶつけてしまったり、深く考えず直感的に別れてしまったりと、自分で考えても元彼がうつ病になってしまうような行動をとってしまったかもしれないという自覚もあるため、余計に罪悪感を感じてしまうのです。

もう少し他に言い方があったかもとか、もっとちゃんと考えて順序立てて別れを告げればこうはならなかったかも…と後になって自分の行動や言動に後悔をしてしまうため、罪悪感は最初に抱き始めた時から徐々に強くなっていってしまうこともあります。

https://fukuen-aria.jp/broken-heart-depression/

自分を責めるのはやめにしよう。元彼を追い詰めてしまった苦しい後悔との向き合い方

反省すべき点は反省する！

別れた時に彼に余計なことを言ってしまったとか、酷い言葉をぶつけてしまったとか、後悔しているポイントの中でも特に“自分が悪かった”と思えるものに関してはとことん反省することで、後悔の念を少しでも軽くすることができます。

酷い言葉を言ってしまったのであれば、それを謝った方がいいのかな…と元彼に連絡を取ろうとすれば良いかな…という考えも出てくると思います。

反省すべき点を自分で振り返って反省していれば、自然と元彼と自分の関係を見つめ直して、自分の気持ちを軽くする道を見出すこともできるようになってくるはずです。

自分ばかりが酷い言葉をぶつけてしまったわけではないことに気付いたり、そもそも元彼からの言葉に傷ついて、自己防衛本能が働いて返した言葉で傷つけてしまったなど、元彼だけではなく、自分も同じように傷ついていることを思い出せれば、多少罪悪感というのも減ってくることでしょう。

彼がなぜうつ病になってしまったのか客観的に見つめてみる

彼がなぜ、うつ病になってしまったのか。

その原因となった出来事や、理由について考えてみましょう。

別れたショックがきっかけでうつ病を発症してしまったと言っても、その直接的な原因が、あなたではない可能性だってあるということを忘れてはいけません。

例えば、あなたと別れたことで元彼が、仕事で悩んだ時や、人間関係で悩んだときに相談する相手がいなくなり、一人で思い悩むことが多くなったことでうつ病を発症してしまったのであれば、それはあなたの責任ではないと考えることもできるのではないでしょうか。

別れたことでショックで、彼女が自分の隣からいなくなってしまったことだけが辛くて…というケースももちろんあるとは思いますが、それ以外の、結果的に“遡れば”別れたことが原因なのかな…と考えられるような理由でうつ病発症している男性も少なくないのです。

あなたが必要以上に思い悩んでいるだけで、本来あなたには元彼がうつ病になったことについて何の責任もないなんて場合も十分考えられるわけですから、まずは彼がどういう流れでうつ病になってしまったのかを知ることから始めましょう。

元彼と直接連絡が取れないのであれば、友達づたいに情報を集めるのも良いと思います。

理由、原因をちゃんと知ることで、罪悪感をなくすことだってできるのです。

今自分にできることは何かを冷静になって考える

ただただ責任を感じて罪悪感を抱いているだけでは、そのうちあなたまで元彼と同じような状態になってしまうかもしれません。

それは問題なので、まずは自分にできることはあるのか、できるとしたらどういった形で元彼に手を差し伸べてあげることができるのかについて冷静に考えてみてください。

漠然と、“私のせいだ、何とかしなくちゃ”と考えているだけでは、元彼をうつにさせてしまったという罪悪感や、苦しい後悔と向き合うことはできません。

できることはできる、できないものはできない。

その切り替えや線引きを自分の中でしっかり行いましょう。

そのためには元彼がうつ病を発症した原因を探ったり、今のあなたと元彼の関係性や距離感を確認したりすることも大切です。

“何とかしてあげないといけない”と悩み続けるより、先に進むために“では何がして挙げられるのか”と考え、さらには“自分は本当にそれを元彼にしてあげたいと思っているのか”についても考えてみることをお勧めします。

心を鬼にすることも必要だと考える

心を鬼にして、あなただけが前に進むこともときには大切なことだということを忘れないでください。

冷たいことを言うようかもしれませんが、別れた時点であなたと元彼は完全に他人になったわけです。

別れたショックで元彼がうつになったとしても、その別れを納得して受け入れているのですから、それ以上あなたが元彼に気を遣う義理は別れた時点でなくなっていると考えても間違いではありません。

もし、別れたショックで気持ちが落ち込んでいるのであれば、本当にあなたのことを失いたくないのであれば、自分から復縁を申し込むためにコンタクトととってくれれば良かったのです。

そこであなたが拒絶してしまっていたとか、着信拒否、ブロックをしてしまっていたというのであればまた話は別ですが、そんな性格の女性であれば、最初から元彼がうつ病になったと聞いても責任を感じたり、罪悪感を抱いたりすることもないかもしれません。

ひとまず、落ち着いて、彼と別れた時のこと、その時の彼の言葉や態度を思い出してみましょう。

あなたが彼にできることではなく、うつ病になる前に彼にできることはなかったかについて考えてみることも必要です。

それを踏まえて、“私がそれ以上気にする必要はない”と割り切る判断は、自分の心を守ることにつながるのです。

元カノが別れた後に鬱で苦しんでいる元カレへしてあげられる事

彼が求めているものを知ること

彼が何を求めているのかをまず知ることから始めましょう。

彼がうつ病になってしまっている状況で、彼が何を求め、誰に助けて欲しいと思っているのかを知れば、自然と彼に何をしてあげられるのかを理解することができるようになってきます。

そもそも、あなたが彼に何かしてあげられることは…と考えているだけで、彼があなたを求めていないなんて場合だって考えられるわけです。

もちろん、あなたに救いを求めている場合もありますが、そうではなかった場合には逆にあなたが彼に手を出すことで彼の症状が悪化してしまう可能性もあるので、逆効果になってしまうかも…ということも忘れてはいけません。

助けるつもりが余計に苦しめてしまったとなれば、あなた自身の罪悪感もさらに強くなってしまうでしょうから、彼が求めているものを確認してから行動に出るべきか否かを判断するようにしましょう。

全面的に拒否することはやめてあげる

まずは、彼を少しずつ受け入れてあげるようにしましょう。

彼からの連絡を拒否してしまっていたとか、話したいと言われていたのにそれを拒絶してしまったなど、彼を受け入れてあげない環境を作っていたのであれば、その状況を変化させてあげることから始めてみてください。

あなたからすれば、納得できない、腹が立っているからこそ、彼を拒絶していたのでしょうし、うつ病になった彼を何とか助けてあげたいという気持ちと、彼を許しきれていないジレンマで苦しむこともあるかもしれませんが、やはり気になるのであれば、彼に対して閉ざしていた扉を開いてあげるくらいまではしてあげても良いのではないでしょうか。

あなたに拒絶されていたことでうつ病になってしまったのであれば、あなたと連絡が取れる環境ができたことで症状が改善することもあるため、無理にあなたから連絡を入れてあげる必要もありません。

ただ、最初の一歩だけ、あなたから歩み寄ってあげるのも良いかもしれませんね。

彼が連絡をしてきやすい環境を作ってあげる

連絡が取れるようになっても、一方的な連絡ばかりで返事が来ないとなってしまうと、拒否されているのと変わらないダメージを受けることになってしまいます。

そのため、彼から連絡が来たら同じくらいのテンションでできるだけ早めに返信をしてあげるようにしましょう。

連絡をしたものの、返事が返ってくるのか、返ってこないのかと緊張している時間も、うつ病を発症している人の立場からすれば辛く苦しいものになります。

あなたが一度返信をして、その後彼からの連絡が間が空いていたのであれば、その程度の時間に合わせてあなたも同じ頻度で返信をしてあげれば良いでしょう。

大事なのは、“連絡すれば元カノがちゃんと返事をしてくれる環境ができている”と元彼に安心感を抱かせてあげることです。

その安心感を与えてあげることで、彼の気持ちにも少しゆとりができ、症状の改善が見込めることもあります。

元カノとしてではなく、一人の友達として相談相手になってあげる

あなた次第では、元カノとしてではなく、一人の友達として彼に寄り添ってあげる道を選ぶのもありだと思います。

元カノとして接していれば復縁を気にしないといけないとか、接し方もどう接すればいいか分からないなど、あなた自身が元彼との関係に思い悩むことが増えてきてしまうでしょう。

しかし、あくまで友達と割り切って接するのであれば、別にあなたが彼氏を作るのもOKですし、年がら年中そばにいないといけないわけでもないので、気持ち的にも楽になるはずです。

元彼があなたに対して何を求めているのかにもよってきますから、一概にあなたが“友達として助けるよ”という行動をとったところで、彼がそう受け止めてくれるかどうかは分からないのが難しいところではありますが、あなたの気持ちは軽くなることに間違いはありませんから、あなた自身の気持ちの持ち方として、ひとまず友達として…という距離感で手を差し伸べてあげると良いのではないでしょうか。

うつ状態の元彼と復縁して支えるべきか悩んだ時の答えの出し方

彼が求めているものは“あなた自身”なのか考えてみる

うつ状態になってしまった元彼を助けたいと思っても、元彼自身があなたを必要としているかどうかというのは、あなたにはわからないことだと思います。

あなたがどんなに元彼を支えたいと思っても、元彼が真に必要としているのがあなたなのかどうか、まずはそこが重要なポイントになってきます。

もしあなたが元彼と復縁して彼を支えようか、どうしようかと悩んでいるのであれば、まずは元彼が必要としているのがあなたなのかどうかを見極めましょう。

そして、もし必要とされているのであれば、元彼との復縁について前向きに考えてあげるのも良いと思います。

しかし、元彼があなたとの別れが原因でうつ状態になっているとしても、必要としているのはあなたではないというのであれば、それ以上あなたが元彼の状況に責任を負う必要はありません。

彼と接していて彼が元気になっていく様子が見えるかどうか

元彼の力になろうと決めても、いきなり復縁という選択を実行に移す必要はありません。

まずは元カノもしくは友人の一人として彼を支えるというスタンスをとっても良いと思います。

そこで、あなたが彼と接してあげるごとに元彼が元気を取り戻せているか、それともあまり症状に変わりは見られないかというのを観察してみましょう。

そうすれば、あなたとしては復縁してまで彼を支える必要があるかどうか、それとも、復縁してまで彼を支える必要はないと判断できるかが分かってきます。

支える＝復縁に必ずしもなるとは限りません。

まずは、あなた自身が彼の様子を注意深く観察して、彼があなたと関わることで元気になっていく、うつの症状が緩和していくかどうかというのを確認してみてくださいね。

復縁を考えるのはその後でも遅くはないでしょう。

あなた自身の心は大丈夫？自分に無理をさせないで

そもそもの話、あなたは元彼があなたと別れたことでうつ病になってしまったことで責任を感じたり、自分が支えなくてはならないという使命に駆られていたりしているため、自分自身の気持ちが見えていないという可能性もあることを忘れないでほしいのです。

元彼と別れたのには、あなたなりのちゃんとした理由があり、決意があったのではありませんか？

元彼を振ったことで元彼がうつ病になった…それで責任を感じるのは理解できますが、ではあなたの心は、元彼を本当に“助けたい”と思っているのでしょうか？

“助けたい”と思うのと、“助けなければいけない”と思うのでは、いざ行動を起こしたときのあなたの心への負担は大きく違うものです。

弱っている彼を助けるべきという気持ちも、あなたが抱いている罪悪感も分かりますが、あなた自身がもし“助けなくてはいけない”と義務的に感じているのであれば、復縁してまで助けになったとして自分の心は健康な状態でいられるかどうかというところまで考えるようにしましょう。

彼が救われても、あなたが救われないとなってしまえば本末転倒です。

あなただって幸せになる権利があるのですから、自分のこともちゃんと考えてあげてくださいね。

https://fukuen-aria.jp/long-lasting-after-restoring/

本当に助けてあげたい？あなたの心は大丈夫？まずは自分を一番に考えてあげて

元彼があなたと別れたショックでうつ病になってしまった…この出来事は、あなたにとってもとてもショッキングな出来事だとは思います。

しかし、あなたが振ったから、元彼がうつ病になってしまったことが、“＝100％あなたの責任である”ということにはなりません。

責任感が強く、優しいあなたは“何とかしなければ”と思うかもしれませんが、元彼の心配をする前に、まずはあなた自身の気持ちを考えてあげてください。

好きでもない相手と一緒にいることがあなたにとって苦痛にはなりませんか？

別れたいと思って離れた相手と、ましてやうつ病にかかってしまって精神的に不安定になっている相手と一緒にいて、あなたが精神的にまいってしまうことがないよう、復縁を考えたとしても慎重に、決して衝動的に行動しないように、じっくり考えることから始めてくださいね。

 

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