縁起のいい漢字一文字をすべて紹介！幸運をもたらす名前・響きが綺麗な漢字・素晴らしい意味を持つ文字など

漢字は、日本人のみならず、海外の人も憧れを持つこともある、とても神秘的なものです。

漢字を扱う国は日本以外でもありますが、欧米各国は漢字の中に“和”を見出して、憧れて中にはタトゥーを入れる人もいるくらいで、タトゥー以外にもTシャツなどでも人気があります。

象形文字といって、自然に存在するものの形や人の体勢などがもとになって成り立った漢字もあり、漢字それぞれにはちゃんと意味が存在しています。

一つの漢字の意味を読み解いていくと、非常に面白いものです。

そこで今回は、縁起の良いと言われている漢字を紹介していきます。

良い意味を持っていて、名前に使うのも良し、思い切ってタトゥーとして入れるにも良い漢字にはどのようなものがあるのか、チェックしていきましょう。

定番の縁起の良い漢字や、名前におすすめの漢字、響きに着目した上でさらに縁起もよいとされる漢字など、種類別に紹介していきます！

縁起のいい一文字だと言われる理由は？漢字のどこをチェックする？

成り立ちの意味を調べると良い

縁起の良い漢字を見つける場合には、まずその漢字がどのような成り立ちを持っているのかというところに着目してみると良いでしょう。

その漢字がどのように生まれたのかということを調べてみると、一見響きが美しいとか、良い意味がありそうなものでも、実際には怖い意味があったり、不吉な意味が含まれているなどということがありますので、しっかり由来を確認すべきなのです。

もし、気に入った漢字があったとして、その漢字をあなたの座右の銘としようとしているのであれば余計に、その漢字がどのようにして生まれたのかということをチェックしておくことに重要性が増すと言えるでしょう。

縁起の良い漢字は、そばに置いておくことであなたの運気をあげてくれることもあります。

もちろん、それが縁起の良い感じであれば…の話であり、それが悪い意味を持つ漢字であったのなら、たとえあなたが縁起が良いと考えてそばに置いていたとしても、結果としては運気アップどころか、運気が低下してしまう可能性だってあるのです。

間違った漢字のチョイスをしてしまわないように、漢字の成り立ちについてはしっかりチェックしておくことが必要だということは覚えておきましょう。

響きだけに囚われない

縁起が良い漢字をチョイスするためには、まず漢字の響きだけにこだわりを持たないことです。

言葉にした時に、読んだ時に、響きが美しいと感じたとしても、実際には意味はあまり良くないものである可能性だってあるわけですし、あなたにとって特に縁のない漢字であるケースも十分に考えられるわけですから、音だけに惑わされてしまってはいけません。

成り立ちであったり、意味であったりをしっかり調べたうえで、最後に音の響きを考慮するのはOKですが、音から入るのはおすすめできないので、気をつけてくださいね。

字画に注目してチェックしてみる

縁起の良い漢字を選ぶに当たって、それがもし子供の名前などに使おうとしているのであれば、字画を重視するのも良いでしょう。

その漢字の成り立ちでもなく、意味でもなく、画数で縁起を量り知るというのは、姓名判断という占いがあるところからも重要であるということが伝わると思います。

男女によって、それぞれ字画が示すその漢字がもたらす運勢の上昇は違ってきますので画数に着目するのはとても大切なことなのです。

画数は、漢字の書き順が正しく書けないと分からなくなってしまうので、本当に名前をつけるなど、使うことになった場合には、正しい書き順を確認して、画数を間違えないようにしましょう。

何の確認もせずにイメージや記憶だけで画数を計算してしまうと、いざというときに間違えてしまって、名前に込めた効果が一切なくなってしまうなんていうこともありますので、横着はしないにこしたことはないですね。

ちなみに、名前の総画数が例えば11であれば成功する、13画だと頭の良い子に育つ、21画だと財を成すなど、総画数で運気アップのポイントが変わってきますので、それを踏まえたうえで漢字を選んでみるのも良いと思います。

左右対称の文字は縁起が良いと言われている

左右対称になる漢字は、人の名前に使うと裏表のない性格の良い人間に育つと言われ、縁起が良い漢字とされているようです。

また、運気も上昇しますので、名前に使うには最適です。

ちなみに、左右対称の漢字は書く際にはバランスが取りやすいので、その点でも名前に左右対称の文字が使われているメリットを感じることもできるかもしれませんね。

自分の子供に心が綺麗でまっすぐな子になってほしい…と願いを込めるのであれば左右対称の漢字はおすすめです。

まずは定番から！心に響く一文字や素敵な意味を持つ縁起のいい漢字

定番中の定番！おめでたいイメージが強い“寿”

人の名前に使われることもありますが、縁起の良い漢字と言われて最初にこの文字が頭に浮かぶ人はかなり多いのではないかと思います。

ご祝儀袋に書いてある、お祝いの席では必ずこの文字を目にするなど、おめでたい席では必ずどこかしらに存在している“寿”という漢字。

当然、縁起の良い漢字だと言われています。

この漢字自体は、長生きであったり、命が長いなどの意味を持っているのですが、一文字である場合、一般的には“ことぶき”と読むことがほとんどです。

縁起が良いと言われれば、まずこの文字。

名前に入れても良いですし、一文字を大切にしても良いでしょう。

尊敬される人を意味する“聖”

一文字で表現する場合には、“せい”とか“ひじり”と読まれるこの漢字も、縁起が良い漢字の一つに数えられます。

英語が混じって文章に使われる場合には、“聖”と書いて“セント”と読ませる場合もあるため、必ずしも日本限定で使われているわけではなく、欧米風に姿を変えることもあるのです。

また、この一文字を使ってイエス・キリストを表す場合もあるので、非常に神秘的な、神がかった印象を与える漢字だと認識している人も多いのではないでしょうか。

“セイ”という読み方をする漢字の中では、他に“清”などがありますが、この“聖”は、そういった純真無垢な清らかさを表しているわけではなく、天や神などを表している、そんな神々しさのある意味をはらんでいます。

粛々と祝うめでたい席を連想させる“慶”

おめでたい漢字と聞いてふと頭に思い浮かぶのがこの漢字であるという人も多いのではないでしょうか。

めでたい祝いの席で目にすることもあれば、“嬉しい出来事”などを示す言葉として使われることもありますので、縁起の良い漢字の中では比較的見慣れたイメージを抱く人もいると思います。

実際に漢字が持つ意味としても慶ぶとか、喜び祝う、幸せなどというものが挙げられるため、言ってしまえば“あからさまに縁起の良い漢字”であるということになるでしょう。

同じ“よろこぶ”でも、“喜”という漢字の方は、どこか日常的な印象を受け、“慶”の方に関しては、特別な祝いの席を設けるような、行事的な印象を受ける人もいるかと思いますが、漢字の意味を考えればその認識は決して間違っていません。

名前の一部として使っても縁起が良い漢字でもあります。

成り立ちは意外にも“しあわせ”とは関係ない！“幸”

これも、縁起が良い漢字の定番中の定番だと言えるでしょう。

幸せ、幸福などといった、縁起の良い意味を持っていますので、名前に使っても、また漢字一文字を自分の中で大事に特別な存在として受け入れておいても、その漢字に心を救われることがあったり、幸運に恵まれることなどもあるかもしれません。

本来は、刑罰に使われていた手枷（今でいう手錠のようなもの）の形を表現しているので、元々あった意味は現在の意味とは違うところもあるようですが、現在では運の良さや幸せ、恵みなどを表現するという意味があります。

ちなみに、この漢字で天皇を表す場合もあるため、余計に縁起が良いとされているのです。

東京駅の丸の内駅舎からまっすぐ皇居に向かって伸びる道を“行幸通”と言いますが、これはまさに天皇のことを表現していることを証明する名前だと言えるでしょう。

“幸”…つまり天皇が“通”る道だから、行幸通というわけですね。

人の頭上で灯る炎を表現している“光”

この漢字も縁起が良い漢字の一つですが、元々は座った人が火を持って照らしている姿から成り立った漢字だと言われています。

つまり、漢字の形、成り立ちの部分には特に縁起の良い部分というのはないわけです。

ただ、見解によっては、人の上で炎が揺らめている様子を表しているというものもあり、この場合には、この字の元になっている人物は位の高い立場にいる人だと考えることもできると言います。

そうなれば、余計に縁起の良い漢字であると解釈することもできますね。

ひかるとか輝く、そして美しい景色そのものを表現するという意味も込められているため、明るい未来を期待して名前に光という漢字を使うこともあるようです。

“大きいものが良いものだ”と考えられていたから生まれた“美”

美という漢字をまずは分解してみてください。

羊という字の下に大きいという字がくる…漢字を習ったときに、そう覚えて書けるようになった人もいるのではないでしょうか？

実際に、美という漢字は羊が大きいという認識でOKだと言ったら、あなたは驚きますか？

その昔、羊というのは献上品として大変喜ばれるものでした。

毛も、肉も使えるわけですから、喜ばれないはずがありません。

もちろん、その羊が大きければ大きいほど喜ばれたのはいうまでもないでしょう。

大きい羊が良いという考え、神様に供えるものや、土地を治めている者に対して献上するにはうつくしいものを渡すことが好ましいという考えから、この美という漢字が生まれたのです。

外見が美しいとか、清潔さ、清らかさがあるという意味でもありますし、立派や見事、他よりも抜きん出て優れている様子などを表すという意味もあります。

それ以外にも、立派や汚れひとつないなどの意味もありますが、とにかく美という漢字に込められている意味には悪いものは一つもなく、皆あからさまに褒め称える意味ばかりが含まれているのです。

女性の名前に良く使われることもある美という漢字は、女性であれば言われたい言葉、言われれば嬉しいと感じる言葉、女性冥利に尽きる言葉が意味として含まれていると言っていいでしょう。

唯一無二を表す漢字“希”

他に例がないとか、存在自体が非常に少ない、珍しいなどという意味を持つ希も、縁起が良い漢字として知られています。

現代では人と同じことにホッとしてしまうこともあるでしょうし、反対に人とは違う少数派でいることに気持ちが落ち着かなくなってしまうこともあったりするかもしれません。

しかし、そんなときにこの漢字の意味を再度読み込んで、自分はこれでいいんだと自分に自信を持つために利用してみるのも良いのではないでしょうか。

元々は、頭に巻く布が文字の成り立ちの元となっているのですが、折り目が少ない布切れが珍しく見えたことから、希という漢字に、マレであるというような意味が込められるようになったと言われています。

縁起が良い漢字ではあるのですが、中には親しい関係ではないことを意味していたり、特定の物事に対する知識や理解が少ない様を表すなんていう意味もありますので、良い意味だけを切り取って名前に使ったり…とすると良いでしょう。

美ほどではありませんが、漢字自体に良い意味がたくさん含まれているものであることに違いはないので、縁起が良い漢字と認識して大丈夫です。

一輪の花が美しく凛と咲く様子が元となっている“華”

女性の名前に使われることも多く、どこかゴージャスなイメージを与えてくれる華という漢字は、元々は野原に一輪だけ、咲き誇っている花が元となってできた漢字だと言われています。

現在でこそ、咲いている花を表現する漢字としては“華”よりも“花”の方がメジャーとなっていますが、元々は、華が、咲いている花を表す漢字だったのです。

目立つ、栄えるなどの意味がある他、中には表面や外見だけが美しい様を表すという意味もありますが、基本的には明るく人の目を惹く存在という意味がメインとなっていますので、縁起が良い漢字と認識して間違いはありません。

本来は過去を振り返るという意味を持っている“愛”

縁起が良いというよりは、恋愛や、そもそも人生において欠かせない存在であるという印象を持っている人が多い、愛。

実は、この愛という漢字は本来、恋人に対して“愛してる”という言葉を使ったり、愛情などという言葉を使ったりしている、そのような意味とは違い、“過去を振り返る”という意味がある漢字なのです。

愛という漢字は、さまざまな漢字から成り立っているのですが、その文字は人が後ろを振り返りながら歩いている様子を表していると言われています。

もちろん、これはあくまで成り立ちの部分であり、特定の異性に強く気持ちを惹かれることや異性に想いを寄せることを意味するとされているので、本来の“愛”という字を見て受けるイメージが全く意味が違うというわけではありません。

他にも美しくて感動するとか、可愛がって大切にするという意味も込められていますので、本来のイメージ通りに受け取って漢字を利用しても問題はないでしょう。

丈夫な身体に…と願いを込めて“健”

男性の名前に使われることも多い、この健という文字ですが、これは現在使われているままに、身体が丈夫なことを意味しています。

人がしっかり立っている様子が由来となっているため、まっすぐしっかり立つことができる…つまり、丈夫な体を持っているという意味を持つ漢字だという解釈ができるのです。

人は健康でいることが何よりも大事なこと。

それは現代でもこの漢字が成り立った頃でも、同じなのでしょう。

この漢字を用いれば、例えば名前に取り入れるようにすれば、日々健康で、丈夫になれるというわけです。

すっと伸びた鵜方が縁起の良さを感じさせる“樹”

この漢字は、一言で言えば、一本の樹木と、その樹木の成長を促そうとしている人が鼓を叩き鳴らしている、そんな様子が由来担っていると言われています。

鼓を叩いている動作が、実際には木の成長を願うものではなく、豊作を願っているのだとか、害虫を駆除しようとしているのだなどと、さまざまな理由のもとに成り立っていると考える場合もあるようです。

実際には、立派な樹のようにスッと伸び、迫力のある姿が勇気をもらえるとされ、自然と、樹という文字が縁起が良い、と捉えられるようになったと言います。

神聖さを感じさせる“瑞”

女性の名前に使われることもある、瑞という文字ですが、この漢字こそ、成り立ちを知れば非常におめでたく縁起が良い漢字であることがわかる、隠れた良い意味を持つ漢字だと言えるでしょう。

作りは、神職の人を表しており、その人が辺にある王という文字が表す玉を持っている…という形を表しています。

つまり、瑞という文字は、一文字だけで神聖な力を宿している玉を表現していると考えることができるのです。

少し神がかった、神聖な力を感じさせる漢字であり、またお祈りされた神様から授けられた玉をイメージしている漢字ということで、未知のパワーを感じさせる部分もありますね。

穏やかに育ちますように…“薫”

縁起が良い漢字として最後に紹介するのは、この薫という字です。

意味としては、香るとか、香ってくるという意味合いがあったり、香りを焚いて閉じ込めるというところから、悪いものを封印し、善いものの中に閉じ込めるという意味合いも含まれているということです。

また、穏やかな様子を意味しているとも言われているため、名前にこの漢字を用いると、のほほんとした、穏やかな子供が生まれてきて、お母さんは楽ができるとも言われていると言います。

男の子の名前におすすめの縁起のいい漢字！素晴らしい意味がある一文字

人に好かれる性格に…“優”

優という漢字は、男の子にも女の子にも使うことができる漢字ですが、縁起や運勢アップを意識して使うのであれば、ぜひ男の子の名前に使うようにしてください。

なぜなら、男の子に使う場合、金運アップという効果を得ることができるからです。

優れているという、他と比べて勝っている点があるという意味もあれば、人に対して思いやりのある態度で接することができるという意味もある優という字を使うと、猛々しさこそなくなりますが、上品で穏やか、または情に厚い人という意味があるため、名前に使えば思いやりのある名前通りの優しい子に育つことでしょう。

真っ直ぐに実直に育ちますように…“真”

偽りがなく、常に正直である様子を意味する、真という漢字。

こちらも男の子でも女の子でも使われることがある漢字ですが、常にありのままの姿を見せるという意味も込められているため、着飾ったり見栄を張ったりすることなく、常に等身大の自分で勝負できる心の強い人に育ちますように…という願いを込めることができます。

虚栄心は、諍いを呼んだり、周囲からの嘲笑を買ってしまうこともありますので、そのままの自分で勝負できる強さというのは必要です。

ありのままの自分で好かれる人になれるという、人間関係に関する運気が上昇する漢字でもあります。

人に頼りにされたり、リーダーシップのある人物に成長できるという運気を引き寄せることができる漢字なので、仕事上でも人の上に立つ役職に就くことができるようになるかもしれませんね。

高嶺の花のような魅力を…“輝”

輝という字も、運気アップに適している漢字の一つです。

特に、家庭運をあげると言われているため、この漢字を持つ子供がいる家は、家族仲が良くなるとか、将来自分が結婚する際に幸せな家庭を築くことができると言われています。

女性の名前につけるよりも、男性の名前につけた方が、家族運アップには期待できると言われているので、あえて男の子の名前につけるべき漢字として挙げていますが、縁起が良い漢字であるのは男女共通になりますので、女の子の名前につけても問題はないでしょう。

きらきらした様子や、光っている様子を意味しているので、人に注目され、羨望の眼差しで見られるような、いわば高嶺の花のような存在になる運気を高めることができる漢字です。

健康第一を願うなら“将”

将という漢字には、“進む”という意味が込められています。

将来という言葉にこの漢字が含まれているのも、やはり前に進んでいく、未来に向かって歩んでいくという意味になるからです。

また、この漢字を男の子の名前に使うと健康運がアップするとも言われています。

健康で体の丈夫な人になれると言われていますから、健康第一！とにかく元気に育ってほしいという願いを込めるには最適な漢字だと言えるでしょう。

必要な知識を柄杓のようにすくい上げる“斗”

斗という漢字を見て最初に何を思い浮かべるでしょうか？

見たことがあるのは、北斗七星という文字ではないでしょうか？

反対に、それ以外で斗という漢字を名前以外で見たことがないという人もいるかも知れません。

斗という漢字は、柄杓を意味していると言われています。

北斗七星自体も、柄杓の形をした星の並び方なので、偶然を感じるかも知れませんが、この漢字の意味も含め、北斗七星にはこの斗という漢字が使われていると考えても良いでしょう。

漢字の意味としては、比較的縁起が良いと感じる度合いは少ないかもしれませんが、柄杓のように全てを掬い上げる…つまり、必要な知識などをたくさんすくって身につけることができるなどという意味につながるので、名前に使うとその子供の頭が良くなる、出世できると言われているのです。

芯の強さがある人間に…“志”

心の向かう場所、目印や心を向けることを示す、志という字も、子供の名前に使うと縁起が良いと言われている漢字の一つです。

簡単に言えば、この文字が名前に使われると縁起が良いと言われている理由として、漢字の意味をもっと深く解釈したときに、心が一箇所に心を向け思慮深く、また一つの目的に向かってまっすぐ進むことができる人になる…つまり、内面がとても強い人という意味になることが理由だと言われています。

自分がこうと信じた道を、内面の芯の強さを持ちながら進んでいくことができる、自分が目指している場所をただひたすら追い求めていくことができるということで、子供の名前に使うと、心の強い子供になるということで、人気があるわけです。

清らかで美しい心を表す“蓮”

蓮という字も近年子供の名前に良く使われることがある漢字の一つです。

意味は、そのままハスの花を表現していると言われているのですが、蓮の花は、そのまま仏様を連想させる花でもあります。

そう聞くと、縁起が良い漢字なのかな…と不安になってしまうかもしれませんが、決して縁起が悪いとか死を連想させるという意味に繋がることはありません。

むしろ、神聖なもので気高いものとしてのイメージの方が強く、清らかな心、美しい心をイメージさせる漢字だとされています。

穏やかな人生を送ってほしい、地に足のついた人生を送ってほしいと願うのであれば、この漢字は最適だと言えるでしょう。

また、蓮の花というのはとても強く、泥の中から茎を伸ばして花を咲かせるため、強く生きていける強さを与えたい…という気持ちからつける人も多いようです。

視野の広さを持てるように…“翔”

高くとぶという意味がある翔という漢字ですが、男の子の名前につける際に選ばれることの多い漢字の一つでもあります。

高く上がっていく様子を連想させることから仕事運がアップすると言われていることもあり、この漢字を名前に使うと、大人になって仕事をするようになった際に、仕事がうまくいく、出世できるとか、重役になれるなんていう可能性をアップさせることができるとも言われているのです。

また、漢字自体にめぐるとか、あちこちを飛び回るなんていう意味もあるため、さまざまな経験をして知識を高めてほしい、視野の広い考えを持ってほしいなどという願いを込めてこの漢字が選ばれることもあります。

女の子の名前におすすめの縁起のいい漢字！幸運をもたらす一文字

人生をカラフルに…“彩”

いろどり、美しい、またはつやや輝きがある様子を意味する彩は、女の子の名前に人気がある漢字の一つです。

カラフルなイメージでありながらも、決して派手な印象ではなく、上品に、ちょうどいい色彩が混じり合っているような印象を受ける彩という漢字は、美的センスを高める、芸術に関する才能が開花するという方面で運気を高めることができると言われています。

色々な経験をし、人生を豊かに過ごしてほしいという願いを込めるのなら、最適な漢字だと言えるでしょう。

魔除けの意味がある“沙”

悪いものを跳ね除けるという意味があるのが、沙です。

ただ力で跳ね除けるというわけではなく、水で洗い流すように、綺麗さっぱりと悪いものと縁を切ることができる、という意味が込められています。

そのため、いつまでも美しく純粋なままでいてほしいとか、正しい道を歩んでほしいという願いを込めて選ぶのなら最適な漢字だと言えるでしょう。

また、海であったり、砂浜を意味するという部分もあるため、海や砂浜のように、広い心や視野を持てる人間になってほしいという願いを込めることもできますし、実際に漢字の力で柔軟な考えを持ち、なおかつ自分をしっかり持った人間になれる運気を高めることもできるのです。

気遣いの出来る女性に…“怜”

怜という漢字は、女性の名前につけた場合に、賢い人間になる、知能面での運気アップが期待できると言われています。

もともと、この漢字自体の意味が、賢い、聡いという意味になっているので、そこから知能運が高まると言われているのでしょう。

また、気にかけるとか、大切に思うというような意味もあるので、賢く、なおかつ人に優しく、気遣いのできる女性になれるとも言われています。

優しく気遣いができる女性、いざという時に自然に相手を立てることができる女性は、同性、異性問わず人気者になれますので、この漢字を使うことで誰にでも好かれる人間になることができると考えられているのです。

オリジナルな存在になる“唯”

オリジナルな存在を表す唯という漢字も、女の子の名前におすすめです。

もともとの漢字の意味としては、ただとか、ひたすらという意味になるのですが、これが転じて、他にはない、オリジナルな存在という意味を持つようになりました。

一点に重きを置くという意味もあるので、この名前をつけられた人は、一つのことを貫き通し、極めることができる、そんな人間になると言われています。

ただ、女の子の名前として漢字に使われる機会も多いので、被ってしまう可能性は否定できません。

芯の強い女性になってほしい、周りに流されないオリジナリティのある人間になってほしいという願いを込めるなら、この唯がおすすめです。

人に優しさを与える存在になれる“恵”

思いやりを表す漢字が、この恵です。

恵むという言葉を目にしたり、耳にしたりすると、この名前がついている人が恵まれているとか、ついているなんていう印象を抱くかもしれませんが、この漢字に込められている意味を紐解くと、決してそうではないということがわかります。

恩恵を与える、恵を与える、思いやりを持って人に接するという意味があるため、どちらかと言えば、自分が恵を与える側になるのです。

お金に困らないように、食べ物に困らないようになど、不自由しないようにという願いを込めて名前をつける際に恵を選ぶのであれば、これは間違いだと言えるでしょう。

人に対して優しい子になれるよう、人を幸せにすることができるよう…そんな願いを込めるのに適している漢字であることを覚えておいてください。

人の輪の中心になる存在に…“央”

真ん中という意味がある、央の文字。

この漢字を名前に使うと、人気者になれる、常に人に囲まれた人生を歩むことができるという意味があり、それが転じて人間関係に関する運気がアップすると言われています。

ただ友達が多いなどという意味で済まされるわけではなく、自分が困った時に常に誰かが手を差し伸べてくれるとか、自分が苦しんでいる時には隣でその苦しみを一緒に背負ってくれる人がいるなどという、人に恵まれた人生を送ることができるのです。

仕事も、人間関係が結果に直結することがありますが、この央の字が持つ運気アップの力によって、人間関係が安泰して常に人に囲まれた幸せな人生を送ることができ流ようになります。

感謝の気持ちを忘れない“礼”

儀式のことや、礼儀作法を意味する礼という字は、名前に当てる場合には“れい”だけでなく、“あや”と読ませることもあります。

決まりを守る、ルールを遵守するという意味があることから、人としての振る舞いが立派な人間になると言われている漢字でもありますので、名前につけることで、立派な人間に成長すると言われているのです。

人生は日々勉強であり、一つ一つの経験を身につけて、少しも無駄にすることなく、日々成長し、心も身体も強く育ってほしいという願いを込めることができます。

また、礼という文字を名前に入れることで、周囲の自分を支えてくれる人に対して感謝しながら生きていくことができると言われており、人間関係に苦労しない人間になれるとも言われているのです。

笑顔で溢れた人生に…“咲”

花が咲くなどの意味で使われている現在の咲という文字ですが、実はもともとはこの漢字は“笑っていること”を指す漢字だったのです。

笑うという漢字の古字であったとも言われているため、本来のこの漢字の意味は笑うことなのです。

口を開いて笑っている人の姿が由来になっていますので、この漢字を名前に入れることで、朗らかに笑って過ごす人生を送ることができると言われています。

もちろん、現代における花が開くという意味も有効なので、花が咲き誇る様子を表していると考え、花のように美しい女性にという願いを込めてこの字を使うのも良いでしょう。

強く真っ直ぐに育ちますように…“奈”

奈という漢字の由来は、神事に使われる樹木です。

つまり、普通の樹木ではなく、神様の力が宿った神聖な木のことを指している…と考えることができます。

女の子の名前に使うのに人気の漢字になりますが、左右対称でバランスが取れている漢字は縁起が良いとされていることはもちろん、使い勝手が良く、さらに末広がりになるので、一層縁起が良いと考えられているのが人気の理由と言えるでしょう。

また、奈という文字がカリンの木を表すという意味もあることから、カリンの花言葉を元にひたむきに前に進んでほしいとか、芯の通った、強くまっすぐな人間になってほしいという願いを込めて使われることもあります。

縁起の良い感じの代表格“葵”

葵は、非常に縁起の良い漢字として女性の名前に人気がある漢字です。

葵という植物は、現代ではタチアオイという植物のことを指し、タチアオイは大輪の美しい花を咲かせるため、明るい子になりますように、または美しく成長しますようにという願いを込めてこの漢字を名前に使うこともあります。

タチアオイ自体に野心や気高さ、という花言葉があるため、この花言葉を元に名前に使うという場合もあるようです。

カラスが由来でも縁起は良い！“雅”

雅という漢字はもとはカラスが由来となっている漢字です。

カラスの姿と鳴き声から漢字が成り立っていると言われているため、どこか縁起が悪い漢字なのではないか…と思ってしまうこともあるかもしれませんが、現代ではカラスの意味は一切なく、雅やかな様子を表す漢字としてのみ使われるようになりました。

そのため、優雅だとか、雅やか、華やか、または上品などの意味がある漢字として使われるようになり、女性や男性の名前にも人気の漢字となったのです。

上品で礼儀正しい人間に成長すると言われており周囲からモテる運気をアップすることができる漢字でもあります。

響きが綺麗な一文字や前向きな気持ちになれる縁起のいい漢字

のんびり、落ち着いて過ごして欲しいから…“悠”

ゆったりしている様子を表す悠という漢字は、心に留めておくと疲れてしまった時に気持ちを癒してくれる漢字だと言えるでしょう。

身も心も綺麗な状態で、気持ちを落ち着けてゆったり過ごすことができる…という意味合いになりますので、毎日を忙しく過ごしている人こそ、この漢字で気持ちを落ち着かせてくださいね。

美しくなりたいなら“杏”

美しくなりたいと思っている人におすすめなのが、杏という漢字です。

特に外見の美しさを意味しているため、自分磨きに一生懸命になっている人には、ピッタリのモチベーションを上げてくれる縁起の良い漢字となってくれるでしょう。

また、外見の美しさだけでなく、人のために何かができる力を与えてくれる漢字でもありますので、外も中も綺麗な人間になりたいと思っている人は、この漢字を心に刻んで大切にとっておくといいですよ。

自身の成長を望むなら“音”

左右対称の漢字なので、そもそも非常に縁起が良い漢字ではあるのですが、聞こえてくることなどを示しているため、どんな情報でも受け入れて、しなやかに受け止めたり、かわしたりして学び、経験を積み、成長していくことができると言われているため、余計に縁起が良い漢字とされているのです。

音楽が好きな人は、特別に感じる漢字かもしれませんが、そうでない人にとっても、自分が成長していく上できっと支えになってくれることでしょう。

高貴な色は縁起も良い！“紫（ゆかり）”

紫という漢字を見ると、色を思い浮かべる人は多いと思います。

そして、その連想させる色はとても高貴な色でもあります。

これは日本のみならず、世界的にも紫は高貴な色と考えられているため、この漢字を心に留めておくと、上品で優雅な人になれると言われています。

読み方としては、“ゆかり”と読むこともできるのですが、これは“縁”ともつながるところがあるため、恋愛や仕事など全ての良縁を望む人にとっては、支えになってくれる力がある漢字ということもできるでしょう。

大切なものを見失わないために…“心”

人にとってなくてはならない存在である、気持ちや精神を意味する心という漢字も、縁起が良い文字の一つです。

真ん中や心臓を意味するため、自分にとって本当に大切なことに気づかせてくれる漢字だとも言われています。

さまざまな物事に気持ちを左右されてしまって本当に大切なものがわからなくなってしまった時には、この漢字を心に刻み、大切にしましょう。

きっと気づかなければいけないこと、あなたにとって一番大切なものを教えてくれるはずです。

縁起のいい漢字一文字をいろいろな場面で活用しよう！

縁起の良い漢字はたくさんあります。

あなたにとって特別な意味がある漢字もあれば、これまでほとんど縁がなかった漢字というのもあると思います。

しかし、その漢字の意味を知り、素直に好きと思えたのであれば、自分にとって特別な存在として扱ってみましょう。

手帳に書いてみたり、待ち受け画面にして設定したりなどして、活用することで、運気をアップすることができますよ。

 

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