彼氏に会いたくない理由はめんどくさいから?ドタキャンが許される断り方と倦怠期で冷めた時の対処法

今日は彼と会う約束をしているけど、何となく会いたくない…そんな気持ちになったことはありませんか？

気持ちが冷めてしまったとか、喧嘩したから気まずいなど、理由が明確な場合もあれば、自分でもちゃんとした理由がわからないまま、“会いたくない”と感じてしまうこともあるかも知れません。

ここで気をつけたいのが、“今日は会いたくないこと”を彼に伝える際の“伝え方”です。

本当のことを言ってしまえば、理由によっては関係がギクシャクしてしまうかもしれませんし、曖昧にしたらそれはそれで彼をモヤモヤさせてしまうことになります。

今回は、彼に会いたくないと感じてしまった時に、彼との関係を良好なまま上手に会うのを断る方法について紹介します。

冷めたからめんどくさい?倦怠期?女性が彼氏に会いたくないと思う理由

何となく気分が乗らない…面倒臭い

これと言った理由もなく、何となく面倒臭いと感じてしまうことで、それが“会いたくない”に繋がってしまう場合があります。

彼に対して嫌なところがあるわけではないし、もちろん、ちゃんと「好き」という感情も持ち合わせているけれど、何となく気分が乗らないという状態です。

例えるなら、塾のようなもので、行ってしまえばそれなりに頑張れるけれど、準備をして行くまでが面倒臭い…と感じてしまうような状態だと言えます。

彼と会うのも、待ち合わせ場所に行くまでの準備が面倒臭いとか億劫だと感じてしまうだけで、きっと会えば楽しいし、彼と一緒にいられることを幸せだと思えるのでしょうが、そこに到達するまでの過程を考えると、「今日はキャンセルしたいな」と感じてしまうという状態です。

喧嘩のあと？後ろめたいことが？気まずくて会いたくない

つい先日彼と喧嘩をしたばかりで、今日会えばきっとその話になる…と気持ちが憂鬱になってしまっていたり、仲直りはしたものの、まだちょっと心にわだかまりが残っていて、彼を許せないと感じていたり、反対に彼が自分のことをちゃんと許してくれているのかが不安だと感じている時に、会いたくないと思ってしまうパターンです。

また、自分の中に彼に対する後ろめたい気持ちがあるときなどに、会いたくないと感じることもあります。

彼に内緒で男友達と飲みに行ったとか、彼に嘘をついていることがあるなど、“もしかしたらバレてるかも？”という不安な気持ちが、自分を彼から遠ざけようとしてしまうのです。

喧嘩のあと、大してちゃんと会話や意思の疎通をしないまま会う約束をしている日が近づいてきたりすると、このような気分になることが多いと考えられるでしょう。

彼に対する気持ちはもうない…冷めたから会いたくない

彼に対する「好き」という気持ちがなくなってしまい、気持ちが冷めていることに自分でも気づいているため、「会う意味がない」と考えてしまっている場合には、会うことをキャンセルしようとする気持ちが強く働きます。

大好きな人とのデートだから、楽しみにするわけですし、喜んで会いに行こうとするものであって、相手に対して気持ちが冷めてしまっているのであれば、会うこと自体が“自分の時間を無駄にしている”と思えてしまうのです。

可愛さ余って憎さ百倍ではありませんが、もともと好きだった気持ちが急激に冷めていくと、元からら何とも思っていなかった相手と会う約束している以上に“会いたくない”という気持ちが強くなってしまうこともあります。

ぶっちゃけそっちの方が大事！彼より優先したい予定がある

長く付き合っていればいるほど、彼氏とのデートはそれが“当たり前”になってしまうことがあります。

また、遠距離恋愛であったり、お互いの仕事などの予定からなかなか会う機会を作ることができない場合であったり等、“会える時間が貴重”というカップルではないと、彼氏とデートができること自体にレア度を感じられなくなってしまうのです。

そのため、彼氏とのデートよりも重要だと思えることがいくつも出てきてしまうことがあります。

彼氏よりもよっぽど会える頻度が少ない友達とたまたま予定が合ったとか、行ってみたかったイベントやライブなどのチケットが手に入ったと友達から誘われたなど、当たり前になってしまっている彼とのデートよりもよっぽど自分にとって魅力的だと感じられてしまう予定を比較的した際に、「彼とのデートはドタキャンしてもまたいつでも行けるし…」という感覚になってしまうのです。

結果的に、自分にとって魅力的だと思える出来事と彼とのデートを天秤にかけることになった時に、もう片方の予定に惹かれて、「彼に会いたくない」と思ってしまうようになります。

“女の子の日”だから会いたくない

生理のときには、人によってはなかなかアクティブに行動することが難しい人もいるでしょう。

特になったばかりで経血の量も多かったり、生理痛に悩まされている時期だと、「家から出ないで家で一人でゆっくりしていたい」と思ってしまうこともあると思います。

風邪などの体調不良とは違い、男性にはその辛さを理解してもらうことができないので、デート中に彼に対して「痛い」「辛い」と訴えるのも気後れしてしまうこともあるでしょうし、ナプキンをこまめに交換するのに、たびたびトイレに行くのを彼にみられるのも嫌だと感じる女性もいることでしょう。

生理の時には浮腫みやすかったり、体調面からコンディションが悪くなることもあるので、余計にこんな時には会いたくない、キャンセルしたいという気持ちが強くなってしまうようです。

服…ヘアスタイル…メイク…自分のコンディションが悪いから会いたくない！

体調が悪いわけではないとしても、ファッションやメイク、ヘアスタイルなど準備の段階で自分が納得できないポイントがあり、彼に会いたい気持ちが薄れてしまうこともあります。

彼に対する気持ちがどうこうというものではなく、むしろ彼のことが好きだからこそ、会いたくないと思ってしまう、女性特有の感情だと捉えることができるでしょう。

好きな人だからこそ、せっかくのデートでは一番可愛い、一番綺麗な自分を見てほしい、彼の隣を歩くのだから、彼が連れ歩いて恥ずかしくない彼女でありたい…。

女性は、そんな気持ちを抱いてデートの準備をするものです。

しかし、そんな意気込みに反して、着ようとしていた服が何となくイメージと違ったとか、メイクがいまいち決まらない、寝癖がひどくてヘアスタイルが思うようにうまくセッティングできないなど、自分自身が思う“完璧な彼女”になれないと感じると、あんなに楽しみだったデートに“行きたくない”と思うようになってしまいます。

「こんなんじゃ彼に嫌われちゃう」と、思い詰めてしまって、デートをドタキャンしてた経験がある女性も少なくないようです。

彼に対してイライラが募っているから顔を合わせたくない

別段喧嘩をしたというわけでもなく、ただ自分の中で彼に対する不満が募っている状態で、どうやってもその怒りを抑え込むことができないと、“会いたくない”“顔も見たくない”と感じてしまうこともあります。

常日頃から気に入らないことがあって、それが積もりに積もったとか、今回のデートの行先のことで、彼が一緒に考えてくれなかったとか、自己中なプランの決め方をしたなど、デートに絡んだ不満が原因となっている場合もあるかもしれません。

いずれにしろ、彼は気づいている様子はなく、自分だけがイライラ、モヤモヤを募らせている状態になってしまい、その結果、「とてもじゃないけどデートなんて楽しめない！！」という心境になってしまうのです。

“デート”がマンネリな可能性も！飽きてしまっている

彼のことは好きだし、気持ちが冷めてしまっているわけでもないのだけれど、一緒にいることにドキドキしたり、キュンキュンしたりすることがなくなってしまっているという場合には、会うのが嫌だと感じてしまうことがあります。

また、彼自身への気持ちに変化はないけれど、デートが楽しくないという場合にも、デートをドタキャンしたくなってしまうなんていうこともあるようです。

彼自身に飽きてしまっているのか、それともデートコースがいつもワンパターンで飽きてしまっているのかは、人によりけりですが、いずれにしても一緒にいて楽しいと思えないことが、“会いたくない”と感じてしまう原因となっていると言えるでしょう。

一緒にデートコースを考えたり、「いつもとはちょっと変えてみない？」とデートの内容をガラッと変えることを彼に持ちかけることでデートのマンネリは解消できるので、会いたくないと思っても、デートのマンネリ化が原因なら、まだ気持ちを切り替える余地は十分にあると言えるでしょう。

彼の気持ちが分からず不安になっているから

本当は彼のことが大好きだし、彼とのデートをずいぶん前から心待ちにするほど楽しみにしていたけれど、“会いたくない”と感じてしまうことも少なからずあります。

これは、自分ばかりが気持ちが強くなってしまっているのではないかと、お互いの持っている“好き”という感情のバランスが取れていないと思ってしまったときや、彼の気持ちが見えなくなってしまった時などに陥る感情です。

最近彼が何となく冷たいとか、もしかしたら浮気をしているかもしれないなどと、疑い始めてしまうと、“私は彼に愛されていないのではないか？”とか、“もしかしたら本当は彼は私とのデートなんて行きたくないのかもしれない…”と考え込んでしまうのです。

自分がどんなに好きでも、付き合っている以上、彼からも同じように愛されたいですし、同じようにデートを楽しみにしてほしいと思うのは、欲張りなことでも何でもありません。

そこで不安を感じてしまうと、不安半分、ふてくされた気持ち半分で、“会うのをやめようかな”という考えになってしまうというわけです。

彼に会うのがストレス!彼氏への不満があって会いたくない時の対処法

自分で消化できる不満なら別の理由で会うのをキャンセルすればOK

彼に対して苛立ちを感じている、何かが原因で怒りを抱いているという時には、彼に会いたくないと感じ、むしろ彼に会うことで自分の中でストレスが溜まってしまうと思っている場合もあるでしょう。

しかし、その抱いている苛立ちやモヤモヤというものが、彼に伝えるほどではなく、自分の中で消化しきってしまおうと考えているのであれば、不満を抱いていることは彼には言わず、デートをキャンセルするなら別の予定を理由にした方が良いでしょう。

まずは自分が抱いている不満を、彼に伝えるべきか否かを自分自身と相談し、そこで伝えないことにしたのなら、体調不良なり家族の急用、仕事などを理由にして会わないようにする方法を選びましょう。

彼に抱いている不満を理解して欲しいなら正直に伝える

自分が今抱いている不満を彼に伝えない限りは問題を解決できないと感じたのであれば、会いたくないことを伝える前に、彼にその不満を真正面から伝えましょう。

会いたい、会いたくないを判断するのは、彼に不満に思っていることを伝え、彼がそれを真摯に受け止めて反省し、改善してくれるかどうかを見定めたあとでも良いのではないでしょうか？

もしそこで、彼が逆ギレしてきたり、のらりくらりとかわしてちゃんと向き合おうとしてくれなかったのであれば、“わかってくれないなら会いたくない”と伝えるのが良いと思います。

当然、彼が悪いと反省すべき場合もあれば、もしかすると彼とあなたのすれ違いということも考えられますし、誤解というケースだって可能性としてはゼロではないでしょう。

きちんと話し合いをして、それでもダメなら「わかってくれないなら会いたくない」と伝える…これが一番彼に対してあなたがそれだけ悩んでいる、嫌だと思っていることを伝えるためにもベストな方法だと言えます。

“すっぽかし”は何が何でも避けること！

現時点で彼に対して不満を抱いていると、ついつい怒りに任せて彼にひどい態度を取ってしまうこともあるかもしれません。

しかし、そんな状態でも決してやってはいけないのが、“すっぽかすこと”です。

できることなら、ドタキャンも避けたいところではありますが、上手に理由を使いこなせば、彼に嫌な思いをさせることなく、ドタキャンすることは可能だと言えるでしょう。

しかし、すっぽかすとなると、どんな言い訳を使ったとしても、彼を不快な気持ちにさせることになってしまいますし、あなたがどんなに彼に対して強い不満を抱いていて、確かに彼に問題があることだったとしても、いざ彼と話し合うことになった際に、あなたにも非が生まれてしまうことになるのです。

本来なら、あなたが彼の悪いところを指摘し、彼が向き合ってくれるかどうかを確認することができたはずなのに、すっぽかした時点であなたも悪いことをしたということになってしまいます。

彼に責められるポイントができてしまうわけですから、あなたに優位に話を進めるためにも、すっぽかすというのだけは避けた方が良いと言えるでしょう。

約束を忘れた振りをしたり、怒っていることをアピールするために彼からの連絡を無視し続けるというのは、後々あなたにとって不利な立場に自身を追いやることになってしまうことを、忘れないようにしてくださいね。

曖昧な理由でのキャンセルは危険！わかりやすいシンプルな理由にすること

彼に不満を持っている状態で会いたくないと感じ、デートの約束などをキャンセルするのであれば、明確な理由を用意しておくことをお勧めします。

「家族が具合が悪くて」とか、「ちょっと友達と会うことになっちゃったから…」と誰がとかどんな用事でというのが曖昧な理由は、彼に疑いの気持ちを持たせることになります。

「おばあちゃんを病院に連れて行かないといけないから」とか、「○○ちゃんがすごく悩んでいるみたいで、昨日連絡があったの。」など、内容を明確にしておきましょう。

曖昧な理由だと、彼が変に疑いの目を向けてきて、関係がギクシャクしてしまうことがありますし、そもそもデートの日が近づいてくるより以前にあなたの態度がおかしかったとなると、余計に彼が勘ぐることになります。

家族や友達にもできることなら口裏あわせをお願いして、何を聞かれてもサッと答えられるような理由を用意しておけば、当たり障りなく会わずに済ませることができるでしょう。

不満について話さないなら彼に雑な対応をしないこと

あなたが彼に対して不満に思っていることを直接伝える気がないのであれば、自分野中で気持ちを割り切って、彼に雑な対応、不機嫌そうな態度などを見せることがないように心がけましょう。

あなたが「彼に言っても無駄」と判断したのか、それとも「自分が気持ちを切り替えれば済む話」と判断したのか、どちらにしても、彼に言わないのであれば、おかしな態度をとるべきではありません。

そのため、もし会いたくないということで会う約束をキャンセルすることになったとしても、冷たい態度を取ったり、素っ気ない物言いをすることがないように気をつけてください。

会うはずだったのに、会えなくなってしまったことが申し訳ないという態度で約束をキャンセルするようにしましょう。

ドタキャンしたい...好きだけど今は彼氏に会いたくない時の上手な断り方

仕事を理由にして会えなくなったことにする

あなたが仕事をしているのであれば、それを理由にするのが一番当たり障りのない理由だと言えます。

最近では、女性が彼に対して“仕事と私、どっちが大事なの？”と聞くのは御法度というのが浸透してきているため、男性が女性に対して「仕事と俺とどっちの方が大事なんだよ？”なんて余計に聞けないところでしょう。

あなたの仕事柄、“突然仕事が入るなんてありえない”という職種であれば、ちょっとこの理由は避けた方が良いかもしれない…というケースもありますが、“急遽片付けないといけない仕事ができた”とか“取引先とトラブルが起こった”“私じゃないと対応できないお客様が来ることになった”など、仕事を言い訳にして上手に会う約束を断ることができます。

また、男性の方が仕事を重要視する一面もあるため、「仕事なら仕方ないか」と思ってもらいやすいというメリットもあります。

生理が理由となってしまうと、男性はその辛さが理解できないので機嫌を損ねる可能性もありますが、“仕事”が理由であれば大抵の働いている男性は感情移入ができるため、理解を示してくれることでしょう。

家族関連の用事が入ってしまったことにする

恋人と家族は比較できないもの。

それは、彼も同じではないでしょうか？

よほど自分の家族と仲が悪い状態でない限りは、家族のためにデートをキャンセルしようとする彼女に対して嫌悪感を露わにしたり、不機嫌になるような男性はいないことと思われます。

もし、それで“俺とのデートをキャンセルして家族かよ”などと怒り出すようであれば、今後の付き合い方を考えるべきと言えるかもしれません。

具合が悪くなったとか、どこかに付き添わないといけない、または遠くから親戚が来ることになり、どうしてもそちらを優先させなければいけないなど、家族絡みの理由で断ることができれば、彼も仕方ないと思ってくれる可能性が高いでしょう。

体調不良を理由に会うのをやめる

場合によっては、家族や友人など、人を巻き込んだ理由は後からバレそうで怖いとか、仕事を理由にしても怪しまれてしまうかも…と不安なのであれば、誰にも迷惑をかけない、自身の体調不良を理由にすることをお勧めします。

体調不良であれば、実際に体調が悪いかどうか確かめる術はありませんし、1日家に引きこもっていれば、怪しまれることもありません。

ただし、ここで一つ不安になるのが、彼があなたのことを大切に思っている場合に、「お見舞いに行く」とか「看病をしに行く」と言い出すことです。

普段なら嬉しいかもしれませんが、会いたくないと思っているからこそデートをキャンセルしたのに、家に来られてしまっては本末転倒になってしまいます。

ただし、ただ「来なくて良い」と伝えると、彼も心配したり、疑ったりして厄介なことになるので、「本当に具合が悪くて、ボロボロだから…そんな姿○○くんには見られたくないな…」「風邪うつっちゃったら困るし…明日も仕事でしょ？具合悪くなっちゃったら、大変だよ」と、伝えれば良いでしょう。

自分に可愛くない姿は見せたくないと思ってくれているとか、自分の体を心配してくれているんだなと思えば、彼も嫌な気持ちになることなく、素直に引き下がってくれることでしょう。

“ごめんね”と“ありがとう”は必ず伝えること

上手に彼と会わない方向へ持っていくには、あなたの口調や態度が重要なポイントになります。

会いたくないと思っているときは、つい彼に対して冷たい態度をとってしまいがちです。

素っ気ない態度をとってしまうことで、彼が「本当はただ俺に会いたくないだけなんじゃないか？」と気づいてしまうかもしれません。

そこで、上手に断るのなら、忘れてはいけない言葉が2つあることを覚えておきましょう。

一つは「ごめんね」です。

ざっくり言えば、あなたは彼との約束を反故にしているわけですし、彼はあなたとの予定をキャンセルされたことで、1日が宙に浮いた状態になってしまうかもしれないことをきちんと考慮して、キャンセルしてしまったことに対してきちんと謝罪の気持ちは伝えましょう。

どんなに会いたくないと思っていたり気持ちが乗っていなかったりしても、親しき仲にも礼儀ありです。

また、「ありがとう」という言葉も、謝罪と同じくらい重要な言葉になります。

理由が何であれ、彼は「仕事頑張ってね」や「お大事にね」という言葉をかけてくれるでしょう。

それに対して、ちゃんと「ありがとう」と感謝の気持ちを述べるようにしてください。

もちろん、どちらの言葉も、優しく穏やかに伝えることが絶対条件です。

ドタキャンはできるだけナシで！どんなにギリギリでもせめて前日には伝えること

上手に断りたいなら、できるだけドタキャンはなしにしましょう。

好きだからこそ、あなた自身も彼と会うべきか、会いたくない気持ちを優先すべきか悩んでしまうこともあると思います。

しかし、彼に気持ちよく会えないことを受け入れてほしいのであれば、どんなに遅くてもせめて前日の夜には、会えないことを伝えた方が良いでしょう。

また、どんな理由で断るのかによっても、ギリギリでも良いか、数日の猶予を設けた方が良いかという違いがあるので、注意してください。

体調不良や急遽仕事になったというのであれば、前日でも良いですが、「そんなのいきなり前日に言ってくる？」と思われてしまうような理由であれば、数日前には伝えておくべきだと言えます。

体調不良であれば、当日のドタキャンもできなくはないですが、「昨日の夜は元気だったんじゃないの？」と思われてしまうことを考え、先に連絡し、体調が悪い旨を伝え、“また明日の朝、連絡するよ”と一言添えておけば、翌日「やっぱり具合悪い」となっても、彼が怒ったり、あなたと彼がもめてギクシャクするリスクを減らすことができるでしょう。

また、あなたがまだギリギリまで会うかどうか悩みたいので有れば、この理由を使って、「やっぱり会いたい」と思えたら、翌日に「元気になったから大丈夫！」と会いにいけば良いのです。

ドタキャンはドタキャンでも、当日ドタキャンはできるだけ避けるようにしましょう。

「彼氏に会いたくない...」を「彼に会いたい!」に変える方法・考え方

楽しかった記憶を呼び起こしてみる

彼と過ごした楽しい記憶を呼び起こしてみましょう。

二人が出会ったとき、初のデートの時、普段交わした何気ない会話など、彼のことをあなたが「本当に好きだな」と強く感じたこと、「一緒いて幸せだな」と思えた瞬間を、見つけて数えていってみてください。

彼に対する不満が蓄積してしまったり、彼のことが信じられなくなってしまって、今は彼へのマイナスの感情が多く湧き出てしまっている状態のあなたには、彼との甘い記憶が完全に欠如してしまっているのかもしれません。

彼へのプラスの感情を呼び戻してあげることで、自然と彼に会いたい、彼とのデートは楽しいものなんだと前向きな気持ちが蘇ってくる可能性があります。

ラブラブなLINEやメールを見返す

付き合いが長くなると、付き合いたての頃はコミュニケーションツールとして使っていたLINEやメールが、だんだんと色気のない連絡手段となってきてしまうことがあります。

「付き合いたての頃は一晩中寝る間も惜しんで連絡してたのにな」とか、「あの頃は可愛いとか好きとか愛してるってたくさん言ってくれたのにな」と、どこか物足りなさを感じているなんてことはありませんか？

もしかすると、あなたが今彼に会いたくないと思ってしまっているのは、そんな寂しさが原因かもしれません。

それなら、まずは、彼との思い出のLINEやメールを見返してみることから始めましょう。

変わったのは、彼だけではないかもしれません。

当初は優しく穏やかで、思いやりに溢れた愛情たっぷりのLINEを送っていたあなたも、時間の流れとともに彼の扱いが雑になっていたことに気づく…という可能性もあります。

ラブラブだった頃の二人のやりとりを見返してみましょう。

会いたくなると同時に、新しい気づきが得られるかもしれません。

彼の温もりや彼に言われて嬉しかった言葉を思い出す

彼に抱きしめてもらった時、彼のキスの感触など、彼の温もりを思い出してみるのもお勧めです。

ギュッと抱きしめてくれた時の彼の大きな身体と包み込まれるような温かい感触などを思い出すと、「今すぐ会って抱きしめてほしい」と素直に思えることがあります。

キスに関してもそうです。

特に、寒い時期であったり、あなたが落ち込んでいるときや不安を感じている時で有ればあるほど、この方法は有効だと言えるでしょう。

また、これまでにあなたが彼に言われて嬉しいと感じた言葉を思い出してみるのも良いでしょう。

彼がいかにあなたのことを大切にしてくれていたかに気づくことができるチャンスでもあります。

まだ彼のことを好きだという時にはもちろん、彼のことを好きなのか、好きじゃないのかわからないという時に、あなた自身の答えを見つけるきっかけになってくれる可能性もありますよ。

彼としてみたいこと、彼と行ってみたいところを考えてみる

この先、彼としてみたいこと、彼と一緒に行ってみたい場所はありませんか？

二人で海外旅行に行けたら…国内で温泉旅行なんていうのも良いな…など、ちょっとだけ妄想の世界に浸ってみるのがお勧めです。

妄想の中では、彼があなたの思うように動いてくれます。

自由に想像していくうちに、ふっと“是非とも実現させてみたい”と思える理想のデートや旅行が思い浮かぶかもしれません。

すると、その計画を彼に伝えたくなったり、伝えた時に彼がどんなリアクションをとるか、一緒に楽しみにしてくれるかなど、反応を知りたくなります。

ついさっきまで、会いたくないと思っていたのが、自分のアイデアを伝えたいという気持ちから純粋に会いたいと思えるようになる可能性が高いのです。

「何で会いたくないんだろう？」自分の気持ちと向き合う時間を作ってみる

はっきりと理由が分かっている場合には良いのですが、好きなのに会いたくないと感じる理由について、あなた自身がちゃんと自分の気持ちを把握し切れていないのであれば、一度なぜあなたが今彼に会いたくないと思ってしまっているのか、その本音を知るために自分と向き合う時間を作ってみましょう。

会いたくないと感じている理由が分かれば、自ずとと解決策や彼の気持ちが見えてくるとか、彼に実際に伝えた方が良いことなどが明確に見えてくるかもしれません。

このままずっと会わない状態を長引かせておくわけにはいかないことをあなた自身も理解しているはずです。

一度ゆっくり、自分と彼の関係について考える時間を設けてみませんか？

彼氏に「今は会いたくない」と伝えて険悪ムードになった時の改善策

自分を貶め彼を持ち上げる発言に徹する

もし、彼に会いたくないと伝えて一触即発の空気になってしまった…なんてことがあるなら、会いたくないと思ってしまっているのは自分の勝手なわがままで、彼は悪くないという言い方をしてみましょう。

もし、彼に対して不満を抱いているのだとしても、彼とぶつかる気がないのなら、あなた自身が自分を貶めた表現をして、彼を庇うのです。

そうすれば、彼自身もそこまで嫌な気持ちにはなりませんし、あなたが苦しんでいること、悩んでいることを察してくれるでしょう。

そうすれば、自然と二人の関係について“二人で”見直す時間を作ることができます。

最善の道は、怒らせてしまわないように、気まずくならないように、彼のペースや考え方を汲んで、“会いたくない”でなく“会えない”という表現で伝えることです。

正直に思っていることを話し、彼にもちゃんと向き合ってもらう

ちょっとした言葉のあやなどで、彼と気まずい空気になってしまったのであれば、その時点で一度腹を括り、思っていることを正直に彼にぶつけるのも間違った選択などではありません。

会いたくないと思うようになってしまった理由についてしっかり説明し、彼にもあなたの気持ちと向き合ってもらうようにしましょう。

そうすれば、衝突したとしても、その衝突は一度だけで済みます。

ここであなたが、“何でもない”とごまかしたとしても、後々は結局彼にきちんと話さないといけないタイミングがくるかもしれません。

今と後、2度ギクシャクするなら、今回1回きりにしておいた方が良いとは思いませんか？

正直に会いたくな理由を伝えて、彼に気持ちを受け止めてもらい、二人で解決できる方向へ話し合っていくと良いでしょう。

しばらく距離を置くことを提案する

話しても解決できないとあなたが思っているのなら、不穏な空気が二人の間に流れた時点で、一度あなたから距離を置くことを提案するのもありです。

彼があなたの話を聞いてくれない、一方的に怒っているなどといった状況なら、「ちゃんと話ができないなら、一度離れてお互いに冷静になった方がいい」とハッキリ伝えるのです。

ギクシャクしたまま、または険悪なムードになってしまったままなのは辛いですし、あなた一人が我慢して、彼のご機嫌とりを続けるのも苦痛なことでしょう。

ちゃんと話ができない、と感じたら、一度距離を置いてください。

もし一度離れることになったとしても、それは必ずしもあなたと彼の関係が終わるわけではありません。

彼氏に会いたくないなら無理して会わないのが一番良い!

もしあなたが彼に会いたくないと思ったのであれば、理由があろうがなかろうが、その時点では自分の気持ちを優先させてあげましょう。

もし、根本的には彼のことを好きな気持ちが消えていなかったとしても、あなたが現時点で彼に会いたくないと思っているのであれば、それを我慢して会うことはあなたの精神的な負担となります。

一瞬曇った彼への気持ちが無理することで余計に見通しが悪くなり、そのまま嫌いになってしまう可能性も捨てきれません。

会いたくないなと思ったら、無理して会う必要はありません。

ただ、あなたが彼のことを“どうでもいい”と思っているわけではなければ、会う約束をキャンセルする理由や伝え方には十分注意するようにしましょう。

上手に断ることができれば、彼の機嫌を損ねたなど、余計な心配をする必要がなくなり、心にゆとりが生まれた状態で一人の時間を過ごすことができます。

会わない間に一人でゆっくり、彼との関係を見つめ直してみてくださいね。

 

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