元彼の子供を妊娠したら最初にすべきことは?報告タイミング・無視されない伝え方・復縁結婚する時の注意点

元彼と別れた直後に妊娠していることがわかった…という場合、産むか諦めるか以前に、元彼に何て報告したらいいの？など、考えなければいけないことが多すぎて、パニック状態になってしまうかもしれません。

場合によっては、元彼に報告し、復縁して結婚するなんてこともあるでしょうし、元彼に中絶するよう言われて心を傷めることもあるでしょう。

元彼の子供を妊娠していると分かった時にはどんな行動をとり、どう考えるべきなのか…今回は、妊娠が分かった時点ですべきことや元彼への伝え方、産むか諦めるかで迷っている女性へのアドバイスを紹介します。

妊娠が分かり、今は不安でいっぱいかもしれませんが、これを読んで少し気持ちを落ち着けてくださいね。

元彼の子供を妊娠したかも...と思ったら最初にすべきこと

検査薬だけじゃダメ！妊娠しているのが本当かどうかを確定させる

生理が来ないから妊娠検査薬を使ったら陽性だった…という時点では、まだ妊娠が確定したとは言い切れません。

必ず、病院に行ってきちんと検査を受け、妊娠しているかどうかを確定させる必要があります。

できることなら、検査薬で陽性が出た時点で元彼に連絡をして、一緒に病院に行ってもらい、検査に立ち会ってもらうのがベストです。

検査薬の精度は高いとはいえど、必ず、絶対ということはありませんので、正式な診断が必要になります。

あなた自身の気持ちを落ち着け、今後どうしたいのか、どうするべきなのかを考えるためにも、本当に妊娠しているのかどうかを知ることが大切なのです。

また、それと同時にいつ頃に妊娠したのか、場合によっては、子供の父親が本当に元彼かということも確認しなければならないケースもあることでしょう。

その辺りを確認するためにも、病院に行って診てもらうのはとても大切なことです。

元彼に伝える？伝えない？伝えてどうしたい？自分の気持ちを確認する

実際に妊娠が確定したら、まずは元彼に知らせるか知らせないか、そして知らせた場合には、知らせて元彼にどうして欲しいと思っているのか、そこに関してのあなた自身の気持ちを固めていきましょう。

あなたが元彼に対してまだ未練を残していて、復縁したいと考えているのであれば、元彼と復縁して出産する…という道を選びたいと思うかもしれません。

しかし、あなたの方が元彼に対してもう好意もなく、復縁したいという気持ちも一切ないというのであれば、知らせること、そもそも連絡を取ること自体を躊躇したくなる気持ちがあるのではないでしょうか？

なぜ元彼と別れたのか、その理由によっては、あなたが元彼に知らせたくないと思ってしまう場合もあると思います。

それでもお腹にいる子供のためには知らせなければならないと思うのか、それとも元彼には言わず、自分一人で向き合っていくのか、それについて限られた時間の中で冷静に判断を下さなければならないのです。

まずはあなたがどうしたいのか、どうすべきだと思っているのか、自分の考えをまとめていきましょう。

子供を産みたいか諦めたいのか…自分の気持ちを固めておく

元彼に妊娠していることを伝えるか伝えないかというのと同時に考えなければいけないのは、お腹にいる赤ちゃんのことです。

産むのか、産まないのか。

これが、あなたにとっては最大の決断となることは間違いありません。

一つの命を育てていくのか、それともここで諦めるのか…これは、一瞬の判断で決められるものではありません。

じっくり考える必要があります。

子供を産むなら、今のあなたの生活環境は大きく変わることとなることを忘れないでください。

元彼と復縁してもしなくても、あなたの人生はここで大きな変化を遂げるのです。

諦めるのであれば、あなたの生活は変わることなく、しばらくすればまた元に戻ることでしょう。

しかし、その時はその時で、あなた自身がの身体と心が深く傷つくことになるというのも忘れてはいけません。

産みたいのか、諦めたいのか…その判断を最終的に決めるのは、元彼ではなく、あなた自身です。

中絶できる期間は、妊娠22週までと決められていますから、時間は限られていますし、妊娠初期の中絶と中期に入ってからの中絶では、手術で受ける母体の負担にも、費用にも、入院の有無にも違いが出てくるので、できるだけ早めに決断することが望ましいとされています。

今現在悩んでいる方には酷な話かもしれませんが、のんびり考えている時間はないということは覚えておきましょう。

ちゃんと話し合いに応じてもらうために…元彼の現在の状況を知る

妊娠していることを元彼に伝えなければいけないと判断した場合、まずは元彼の現在の状況を確認しましょう。

伝えた時に元彼がちゃんとあなたとお腹の中の自分の子供に向き合ってくれるのか、向き合えるような状況かというのはとても重要なことです。

今付き合っている人がいるのかなど私生活に関すること、仕事に関することなど、できるだけ情報をたくさん集めた方が良いでしょう。

別れた元カノが自分の子供を妊娠していた…その事実は、ほぼ確実に元彼を混乱させてしまうことになります。

もし元彼が今、自分のことだけにいっぱいいっぱいな状態であれば、そんなあなたからの相談を聞いて、逃げ出す確率が高くなってしまうのです。

反対に、元彼の生活が公私ともども落ち着いているというのであれば、あなたの話に耳を傾けてくれる心のゆとりもできることでしょう。

SNSで確認したり、実際に連絡してみたり、周囲の友達から様子を伺ったりして、できるだけ元彼の状況を確認しましょう。

時間がない中、タイミングを図るのは難しいところではありますが、できるだけあなた自身が元彼が向き合ってくれそうだと感じられる状態を待つことも必要になるかもしれません。

一人で悩まない！相談できる相手を作っておく

一人で悩まない。

これは、元彼の子供を妊娠したことで悩んでいる女性にとって、何よりも大切なことです。

結婚していない、ましてやもう別れてしまった元彼の子供を妊娠してしまったということで、あなたとしては“周囲に言いづらい”と感じてしまうこともあると思います。

しかし、一人で悩んでいては自分を自分で苦しめてしまい、何も問題を解決出来ず、余計に辛い思いをすることになってしまうのです。

すでに妊娠していることもあり、体調を崩しやすくなっていたり、いざ体調を崩しても、市販の薬を飲むことができないという状況でもあるので、できるだけストレスを溜めず、心も身体も健やかに過ごすべき時期…。

一人で悩んでいるのではなく、家族であったり、何でも話すことができる親友であったりと、ありのままのあなたを受け止めてくれる人に今の状況を話し、時には相談に乗ってもらい、時には励ましてもらい、そして寄り添ってもらいましょう。

そうしてくれる存在が一人でもいるだけであなたの気持ちはビックリするほど軽くなるはずですよ。

判断基準のひとつにして!妊娠した元彼の子を産むか迷う女性へのアドバイス

シングルマザーは楽じゃない！それでも母としての幸せは実感できる

今、元彼の子供を妊娠して、産むべきか、諦めるべきかと悩んでいる女性は、両極端なケースを想像しておくようにしましょう。

いずれにしても最高のケースと最低のケースを枝分かれさせて想像しておくと、だいぶ気持ちが楽になるはずです。

例えば、あなた自身が産むという決断をした場合、元彼が復縁して結婚という道を選んでくれれば、全てが丸く収まるかもしれません。

しかし、必ずしも、自分の子供ができたから元カノと結婚するという決断をする男性ばかりではないのが現実です。

あなたが子供を産むと決めても、元彼との復縁はナシ…という可能性も十分にあります。

その場合は、あなたはシングルマザーになるのです。

シングルマザーは、想像以上に大変です。

実家の協力を得ることができればだいぶ楽にはなりますが、それができない場合には、自分一人で子供を育てながら、働き、家計を維持していかなければなりません。

現在ではだいぶ国や市区町村からの援助を受けることもできるようになってきましたが、それでも補償は十分とは言い難い状況です。

しかし大変な思いをする一方で、母として最愛の子供を見守り、育てていくという幸せを味わうこともできます。

どんな苦労にも代えがたい幸せだと言ってもいいでしょう。

決して楽ではないけれど、その苦労以上に大きな幸せを与えてくれることは間違いありません。

中絶は22週まで。その後妊娠できなくなる可能性があることを忘れないで

お腹の中にいる子供を諦める場合、中絶できるのは妊娠22週目までと法律上で決まっています。

今この時も、お腹の中で赤ちゃんは成長しているのです。

妊娠初期であれば、中絶手術も日帰りで受けることができますが、中期となれば入院も必要ですし、赤ちゃんの死亡診断書も必要になるなど、状況が一変します。

妊娠したことを受け入れ、すぐに産むか諦めるかを決めなければいけないのは大変ではありますが、今後あなたが子供が欲しいと思っているなら、妊娠初期の中絶手術の方がまだ母体への負担は少ないので、できるだけ早めの判断が必要です。

最近では、できるだけ母体への負担を少なく中絶手術を行うことができるようにはなっていますが、人によっては中絶手術を受けることで、その後妊娠できる可能性が低くなってしまう、妊娠しづらくなってしまうという可能性もあ流ことを忘れてはいけません。

産んでも育てられない…特別養子縁組に出すという方法もある

お腹の中に宿った命を自身の判断でなくしてしまうことができない…それでも育てていくことはできないのではないかと不安に感じている。

そのような心境なのであれば、出産はして、特別養子縁組に出すという方法もあることを覚えておきましょう。

自身で育てられないけれど、その命を諦めることができないなら、出産後すぐに養子を引き取りたいと言っている人に子供を引き取ってもらうということができる仕組みがあるのです。

きちんとした手続きを踏んで、養子を迎えたいと言ってくれている人に引き取ってもらうわけですから、子供が健やかに成長できる環境へ、安心して預けることができます。

しかし、出産してから自分が命をかけて産んだ我が子をすぐに養子に出してしまうことに抵抗を感じることもあるといいます。

一度決めたら取り消しはできませんから、もし出産して特別養子縁組という制度を利用するなら、出産しても我が子とは離れなければいけないという事実に対して強い覚悟が必要だと言えるでしょう。

家族の協力を得られれば父親がいなくても子供は幸せに育つ

出産して自身で育てていきたい。

そう思っていたとしても、経済的なことを考えると育てていけるのか不安になってしまったり、父親がいなければ子供が幸せにはなれないのではないか…と心配してしまうこともあると思います。

ひと昔前であれば、両親が離婚しており、片親だという子供は珍しかったかもしれません。

しかし、最近ではそれも珍しいことではなくなりました。

シングルマザーだからといって、特別な目で見られることもありませんし、それが原因で子供がいじめに遭うとか、不遇な扱いを受けるといったことは、ほとんどないと言っていいでしょう。

ましてや、もしあなたが実家の自分の両親などの力を借りることができるのであれば、子供は十分な愛情と幸せな環境で育てることができるのです。

父親がいないことが不幸なことではありません。

だからこそ、あなたが一人で出産し、シングルマザーとして子供を育てていくことを自分勝手な判断なのではないかと不安に思うことはないでしょう。

もちろん、家族の協力を得られなかったとしても、あなたが母親であり、なおかつ父親の代わりも担う覚悟があれば、子供を愛情たっぷりに育てることは十分に可能なのです。

認知してもらえなければ子供は戸籍上も父親がいない子供となる

もしあなたが元彼に妊娠したことを伝え、元彼がその事実を受け入れてくれず、中絶を勧めてきたら…あなたがそんな元彼の提案に反して子供を産む覚悟を決めたら…。

元彼が、あなたのお腹の中にいる子供を自分の子供だと認知してくれるのであれば、籍を入れなかったとしても、子供には父親がいると戸籍に記載されることになりますが、元彼が認知してくれなかった場合には、子供は戸籍上も父親がいない子供として記載されることになります。

それが生きていく中でどう子供に影響していくのかということに関しては、正直な話そこまで心配することではありません。

戸籍など、生きていく中で必要になることの方が少ないでしょうし、周囲には言わなければ分からないようなことだからです。

しかし、子供が成長して自分の父親に関してあなたに聞いてきた時、そしてあなたがありのままの事実を子供に話した時に、子供がどう受け取るのかによっては、子供が深く傷つく可能性があります。

もし元彼からの認知を受けず出産するのであれば、子供が成長した時にどう話すか、どう説明するのかについても後々考えていく必要があると言えるでしょう。

【妊娠の伝え方】報告に最適なタイミングや元彼に無視された時の対処法も!

できるだけ早くに伝えるのが重要！

元彼に伝えると決めたのであれば、できるだけ早く行動に移すべきだと言えます。

出産するにしても、諦めて中絶手術を受けるとしても、時間は限られているからです。

もし復縁して産むことになった…という結果に至ったとしても、あなたと元彼が籍を入れるのはいつにするか、出産はどこの病院でするかなど、決めなければいけないことは沢山あります。

妊娠すれば、少なからず体調にも変化が現れますし、安静にしていなければいけない時期もありますから、物事は早め早めに進めるべきだと考えておきましょう。

しばらく悩みたい気持ちはわかりますが、数ヶ月、数週間も悩んでいる時間はないことを肝に銘じておきましょう。

伝える時には第三者がいた方が良い

いくら元彼の子だとしても、すでに別れてしまっている同士ですから、付き合っていた頃のように会話ができない場合もあるかもしれません。

できることなら、元彼に子供ができたことを伝える際には、第三者に同席してもらうようにしましょう。

あなたが妊娠した子供が元彼の子供だと言い切れる証拠を用意しても、二人きりでの会話では元彼が逃げてしまう可能性もゼロではありません。

元彼を逃がさないためにも、そしてお互いが落ち着いて話し合いができる状況を作るためにも、中立の立場に立てる誰かに一緒にいてもらうようにしてください。

できることなら一緒に病院に行ってもらうのがベスト

まだあなたが妊娠しているかどうかを検査薬でしか確認していない状態なのであれば、病院に行くのに元彼に一緒に行ってもらうようにしましょう。

そのためには、まず、元彼に妊娠しているかもしれないこと、そして妊娠しているとすれば、それは元彼の子供だから、一緒に病院に行って本当に妊娠しているかどうかハッキリさせる場に立ち会って欲しいことを伝えましょう。

元彼との別れた後の関係次第ではなかなか難しいこともあるかもしれませんし、元彼の子供だという確実な証拠がない場合には、それも証明出来ず、元彼にうまく逃げられてしまう可能性もあるにはありますが、あなたがお腹の中の子供が確実に元彼の子供だと言えるのであれば、堂々と元彼に話をして、“一緒に病院に来て欲しい”と伝えてください。

あなたと元彼がそれをきっかけに復縁するにしても、子供を諦める結果になるとしても、宿った命を目の当たりにしてもらった上で自分があなたのお腹の中にいる子供のお父さんであると自覚を持ち、判断して欲しいとは思いませんか？

そのためには、病院に一緒に行って診察を受け、あなたのお腹の中に命が宿っていることを一緒に確認してもらうのが一番なのです。

体調不良だと話し合いもままならない…つわりがひどくなる前には伝えて

これは個人差がありますので、もしかするとあなたには影響がないという可能性もありますが、妊娠すると“つわり”がひどく、普段の生活がまったく送れなくなってしまうこともあるのです。

つわりの種類は人それぞれですが、空腹になると気持ち悪くなってしまうとか、反対に食べると気持ち悪くなってしまう、一定の匂いを嗅ぐことで気分が悪くなってしまうなど、様々です。

病気ではないので、治療法もなく、治るまで待つしかないのがつわりの辛いところですが、ひどい時には入院しなければならないこともあります。

そうなってしまうと、元彼との話し合いどころではなくなってしまいます。

つわりは早い人では妊娠が発覚する妊娠8週頃から起こる場合もありますので、できるだけ早めに元彼に連絡し、話し合いをする必要があると言えるでしょう。

あまりにも具合が悪く、ちゃんと話し合いができるような状態ではないことで、「もういいや…」と本来の自分の希望を押し通す気力すらなくなってしまうこともあるので、元気なうちに、話し合いを済ませてしまいましょう。

元彼に新しい恋人がいても伝えてOK！でもタイミングに気をつけて

元彼の子供を妊娠したことを彼に伝えたいけれど、すでに彼に新しい彼女がいる…。

そんな状態では、あなたも元彼に伝えるのを躊躇してしまうこともあるかもしれません。

しかし、元彼に新しい恋人がいたとしても、伝えるのは全く問題のないことです。

唯一、気をつけて欲しいのは、“妊娠したこと”を伝える時点では、元彼の新しい彼女にあなたが妊娠したことを知られないようにすること。

あなたからの連絡を受け、元彼が自分の口で自分の彼女にその事実を告げるのは彼の自由ですが、例えばあなたからLINEを彼女が見てしまって知る…というようなことは避けるようにしましょう。

今の彼女に余計なショックを与えないためというのもありますが、これはあなた自身のためにもなります。

元彼の今彼女がどんな女性なのかが分からない以上、相手が何をしてくるかがわからないのです。

極端な話をすれば、あなたに嫌がらせをしてくることも考えられるでしょう。

また、元彼が自分で考えて判断する力を奪ってしまう存在であることも忘れないでください。

自分の身を守るため、また彼とあなたがお互いに正しい判断ができるようにするためにも元彼に新しい彼女がいる場合には、連絡方法とタイミングに十分に注意しましょう。

呼び出す時には“大事な話であること”を必ず伝えること

あなたと元彼の別れてからの関係が、友達関係に戻っているのであれば、元彼に話をしたいからと呼び出す際に、重々しく連絡する必要はありません。

しかし、別れてから間もない時期で、いわゆる冷却期間が明けきっていないような状態で、まだお互いにわだかまりが残っているような場合には、元彼を呼び出す際、きちんと「話さないといけないことがあるから、一度会って欲しい」と伝えるようにしてください。

「ちょっと会いたいんだけど」というような誘い方では、元彼があなたにまだわだかまりを持っている場合に応じてくれない可能性があるからです。

大事な話がしたいというニュアンスが元彼に伝われば、元彼の方も「なんだろう？」と気になるはずなので、呼び出しに応じてくれる可能性が高くなります。

電話、LINE、メールはダメ！必ず面と向かって会って伝えること

元彼に妊娠したことを伝える場合には、必ず“直接顔を見て”伝えることを原則としておきましょう。

電話やLINE、メールで妊娠したことを伝えるのは、お勧めできません。

電話は切って着信拒否にしてしまえば、LINEやメールは既読スルー、ブロック、受信拒否をしてしまえば、簡単に逃げてしまうことができます。

いきなり元カノに妊娠した事実を突きつけられ、堂々とそれを受け入れて冷静に判断することができる男性は、残念ながらそう多くはありません。

呼び出すのは電話でもLINEでもメールでも良いですが、できればあなたの真剣さが伝わる電話で伝えるのが良いと考えておきましょう。

ただしその場では絶対に“妊娠した”ということを告げないことです。

別れている以上、他人なのですからいくらでも逃げる術はあります。

元彼を信用したい気持ちがあったり、彼なら逃げないと信じたい気持ちもあるかもしれませんが、念には念を入れておくのが良いでしょう。

出来る限りの証拠を用意して会いにいく

元彼にあって妊娠したことを伝える際には、できる限りの証拠を用意して会いにいくことにしましょう。

突然元カノに呼び出され、「お腹に子供がいる」と告白されれば、男性は頭の中が真っ白になることがほとんどです。

そして場合によっては、あなたのお腹の中にいる子供が、自分の子供ではないのではないかと、逃げようとすることもあります。

そんなずるい言い訳で元彼を逃がさないためにも、お腹の子供が彼の子供だという証拠を出来る限り揃えておきましょう。

最後に会ってセックスした時、あなたの最後の生理など、情報を集めておくこと。

また、男性は妊娠の仕組みなどについて詳しくない人が大半なので、排卵日などを含め、その仕組みについてもうまくあなたが持っている情報と絡めて用意してしておくと良いでしょう。

彼の気持ちを考えながら伝えれば大丈夫

元カノに妊娠したと告げられた時の男性側の気持ちについても、少し考えてみましょう。

男性は女性と違い、お腹の中に命が宿ることはありません。

お腹が大きくなることもなければ、つわりなど、妊娠によって体調が変わることも無いのです。

だからこそ、実感が湧かない…という男性はとても多いと言います。

実際に子供が生まれてきて、抱っこして見て初めて父性が芽生えるということも、珍しいことではないのです。

あなたが自分の子供を妊娠したことを聞いて、最初に喜んでくれる男性の方が少ないと思ってください。

リアクションが薄く見えても、それは動揺を必死に押し隠しているか、頭の中が真っ白になっているだけです。

そんな状態の元彼に、矢継ぎ早に「どうするの？」「私はこうしたいと思ってるの」と自分の気持ちばかりぶつけてしまうと、どんどん彼を追い詰めることになってしまいます。

事実を告げたら、まずは彼の第一声を待ちましょう。

彼の意見や気持ちを聞き出しつつ、あなた自身の気持ちを伝えていく…という流れを意識すれば、上手に話し合いを進めることができます。

会ってくれない元彼には周囲から声をかけてもらうのも良い

あなたが元彼への伝え方を失敗してしまったとか、勘のいい元彼が何かを察知して逃げてしまったとか、もしくは二人の関係が悪化しすぎていて元彼があなたからの連絡に応じてくれないといった場合には、黙って待っている必要はありません。

あなたからの連絡に応じてくれないなら、周囲の人間を使って連絡が取れるように、また話し合いに応じてくれるように持っていくのも一つの手です。

彼の家族であったり、彼の友達であったりに連絡を取り、その人には事実を伝えて
彼にちゃんと自分とお腹の子に向き合ってくれるよう、話をしてもらいましょう。

彼が逃げるのをやめるのを待っているなど悠長なことは言っていられません。

ただ復縁したいだけというのとは話が違うのですから、多少強引な手を使っても良いと思ってください。

自分の気持ちをきちんと伝えること

一方的に自分の気持ちを押し付けるのはよくありませんが、だからといって、あなた自身が抱いている気持ちを遠慮して心にしまいこむ必要もありません。

彼と意見が食い違っても良いのですから、あなたが思っていること、感じていること、望んでいることをありのままに彼に伝えるようにしてください。

産みたいと思っているならそれを伝えれば良いですし、悩んでいるなら悩んでいると言えば良いのです。

元彼に助けて欲しい、力になって欲しいと思っているのであれば、素直に頼りましょう。

ここであなたが本音を隠してしまえば、後々絶対に後悔することになります。

妊娠がきっかけで元彼と復縁・結婚する時の注意点

別れた原因の追求、問題の解消は必ず二人で行うこと

妊娠したことがきっかけとなって元彼と復縁、そして結婚することになったとしても、必ず二人で別れたことについて見つめ直す機会を持ちましょう。

何が理由で別れることになったのか、原因を追求し、二人でその問題を解決するのです。

“子は鎹（かすがい）”と言いますが、一度別れるほど我慢できなかった問題を抱えた二人が、妊娠をきっかけによりを戻しても何もしないままでは円満な関係を築くことはできません。

妊娠だけに二人の関係を任せるのではなく、ちゃんとお互いにお互いを見つめ直し、関係を改善していく努力を忘れないでください。

経済的な問題はないか？二人で話し合う機会を作ること

妊娠、出産には、多くの費用がかかります。

出産時には国から給付金も出ますが、検診にだってお金はかかりますし、生まれて来る子供のためにあれこれ準備しなければならない時にもある程度のお金がかかってしまいます。

そのため、もし元彼と復縁する、そして結婚するとなったときには、これから家族になるにあたって経済的に不安な面はないか、ちゃんと確認しておくようにしましょう。

どちらかに借金があったり、金銭的な問題を抱えているというのであれば、その問題を解決しなければ、結婚生活そのものがうまくいかなくなる可能性が高くなります。

産むことになったら、復縁することになったら、その時点でお金の話もしておくべきです。

元彼と復縁・結婚して自分が幸せになれるかを再度確認

子供のことを考えたら、あなたと元彼が復縁結婚することは、良いことだと思えるかもしれません。

しかし、あなた個人としてはどうでしょうか？

お腹の子供が元彼の子供だから、元彼と復縁して結婚する…それ自体に違和感を感じる、不安を感じることはありませんか？

復縁できて素直に嬉しいと思っている女性もいるかもしれませんが、例えばあなたから別れを告げた場合、お腹の子供のためだけに元彼と一緒になろうと思ってはいないでしょうか？

子供の幸せももちろん大切ですが、あなた自身の幸せについても考えておいてください。

子供のためだけに結婚するというのは、あまりお勧めできることではありません。

あなたがちゃんと元彼を愛していなければ、結婚してもうまくいかなくなります。

子供にとっては、世の中で一番好きな人は母親なのです。

その母親が幸せでなければ、子供はすぐにそれに気づきます。

ましてや、物心ついて母親が幸せでないのは自分のために父親と結婚したからだということを知ってしまえば、深く傷つくことでしょう。

子供抜きにしても元彼と結婚して幸せになれるのかどうかは、非常に重要なポイントになります。

いざ復縁する、結婚するという話が出たら、その時点でもまだ遅くはありません。

一度自分の気持ちとちゃんと向き合ってみてくださいね。

別れるリスクがまだゼロではないことを自分に言い聞かせておく

あなたと元彼が別れた理由にもよりますが、妊娠をきっかけに復縁し、お互いに理解し合い、良い関係を築いていくことができるケースはもちろんあるでしょう。

しかし、もし別れた理由が彼の浮気などであれば…？

彼が結婚するからといって、二度と浮気しないと言い切れるでしょうか？

子供がいても不倫をする男性はいます。

それがきっかけで、離婚する夫婦も存在します。

元彼との復縁を望んでいた女性にとっては、妊娠をきっかけに元彼が自分のもとに戻ってきてくれたことが嬉しくて、そこで結婚できたことである意味ゴールを迎えたと勘違いしてしまうかもしれません。

しかし、復縁し、結婚したからといって別れるリスクがゼロになったわけではないということを理解しておく必要があります。

結婚できたから、彼の子供を産むからと言って、安心して何の努力もしないというのはよくありません。

子供のことだけでなく、彼の気持ちも考えていいお母さんとしてだけではなく、いい奥さんとしてもいられるよう、心掛けてくださいね。

元彼の子供を妊娠して辛い思いをした女性が元気になる方法

産めなかったとしても自分を責めないで！忘れないでいてあげて

もしあなたが、子供を産むことを諦めるという選択をして、一つの命をなくすことになったとしても、自分を責めることだけはしないでください。

自分を責め続けている間は、あなたが前に進むことはできなくなります。

あなたにも幸せになる権利があります。

中絶という選択は、あなたの心に深い傷を与えていることでしょう。

本当は産んであげたかった…そんな気持ちが強ければ強いほど、その傷は深く、この先一生癒えることはないかもしれません。

それでも、あなたは生きていかなければいけません。

幸せになるために前に進んでいかなければいけないのです。

だからこそ、気持ちを切り替えましょう。

自分を責める気持ちは、捨ててください。

いなくなってしまった命への謝罪は必要です。

「産んであげられなくてごめんね」という気持ちは、ずっと持っていても良いものです。

しかし、そこまでにしましょう。

産んであげられなかった自分を責める気持ちを忘れないのではなく、お腹の中に宿ってくれた、少しの間でもあなたに“母であること”を実感させてくれた、その命に感謝して、その存在を忘れないようにすればそれで十分です。

望まぬ妊娠、予定外の妊娠をしてしまったこと自体には確かにあなたにも責任がありますが、それをあなたがずっと一人で自分を責め続けながら過ごしていくことはありませんよ。

前を向いて、その一つの命を忘れないで過ごしていきましょう。

一人で産むことを覚悟したなら子供のことだけを考えてあげる

もしあなたが元彼と復縁せず、一人で産むという決断を下したのなら、それは並大抵の勇気で決められることではなかったでしょう。

たくさん苦しんだでしょうし、悩み抜いたのだと思います。

シングルマザーという道はとても大変ですし、この先たくさん苦労することもあります。

自分の全てを子供のために捧げるわけですから、本当に大変なことです。

それでも、子供のことだけを考えて過ごしていけば、ここであなたがした決断が間違いではなかった、産んで良かったと思える日が必ずきます。

今すぐ、自分の選択を後悔しないで元気に前を向く方法なんて、ハッキリ言ってありません。

子供が生まれるまで、そして産まれてから…時に不安になったり、辛いと感じることもあるでしょう。

けれど、子供の成長がそんな苦労や辛いと思った感情を吹き飛ばしてくれます。

日々大きくなって、できることが増えていく子供の姿を想像してみてください。

そうするだけで、少しでも明るい気持ちになれると思います。

大変なことばかりではありません。

子供という存在は、たくさんの幸せな感情、温かい感情をあなたに与えてくれます。

不安になる必要なんてないのです。

自分を支えてくれる人がいる…辛い時には頼りになる人がいることを忘れないで

どんな選択をしたとしても、あなたはひとりぼっちではありません。

あなたの周りには必ず、あなたの幸せを願い、あなたを気遣ってくれる、あなたを支えてくれる存在があります。

それは両親であったり、兄弟姉妹であったり、友達であったりと様々です。

辛い時には頼れる人がいること、頼ってもいい人がいることを絶対に忘れないでください。

言いづらいこともあるかもしれません。

伝えた時にはすぐには受け入れてくれないこともあるかもしれません。

それでも、あなたのそばにいてくれる人は、みんなあなたのことを思ってくれていますから、何でも伝えて、頼ってみてください。

一人じゃないと思うことができれば、それだけで気持ちが軽くなり、前向きになれますよ。

元彼の子供を妊娠したら産むか産まないかよく考えよう

妊娠は、自分の人生をガラッと変えることになる大きな出来事です。

元彼の子供を妊娠したという状況の場合には、考えなければいけないこともたくさんありますから、大変なことも多いでしょう。

限られた時間の中で、たくさんの問題を片付けていかなければいけないわけですが、その少ない時間の中で、あなた自身がどうしたいのかを最優先で、物事をじっくり考え、産むのか産まないのかを考えていきましょう。

自分に嘘はつかず、素直に気持ちを表に出すことができれば、必ずあなたにとって一番良い道を見つけ、進んでいくことができますよ。

 

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