悪口を言う人は因果応報の法則で自滅する…不幸になるスピリチュアルな理由と悪口ばかりの人への正しい対応

良いことをすれば自分にも良いことが返ってくる。

そして、悪いことをすれば自分にも悪いことがやってくる。

これが、因果応報です。

自分がした行為は良いものでも悪いものでも、何らかの形で自分の元に返ってくるという考え方は古くから存在しています。

この因果応報の仕組みというのは、ただの迷信として捉える人も決して少なくはないですが、あながち迷信というわけでもないのが実際のところなのです。

例えば、自分が相手を嫌いだと思って接すれば、相手も自分を嫌うようになる、人の悪口ばかり言いふらしている人は、やがて自分も周囲から悪口ばかり言われるような存在になってしまう…など。

あなたの身の回りでも因果応報によって不幸になってしまった人がいるのではないでしょうか。

できれば人のことを悪く言うこともなく、自分が周囲から嫌われることなく、周りの人と良い関係を築いて笑って生きていきたいものです。

そこで今回は、悪口を言う人の特徴や心理を学び、自分がそうならないようにする方法を知りましょう。

悪口を言う人はなぜ不幸になるのか、そのスピリチュアル的な理由であったり、悪口を言う人が最終的にどうなってしまうのか、もしそんな人が周りにいた場合にはあなたはどう対処すべきなのかについても紹介していきます。

もちろん、あなたが悪口を吐き出しても因果応報にならないケースというのも存在しますので、そちらも合わせて紹介していますから、悪口を溜め込むのがストレスとなってしまうのであれば、因果応報にならないケースに当てはまっているかどうかをチェックしてから、思いを吐き出せば良いと思いますよ。

悪口を言う人の特徴や毎日のように悪口ばかり言う人の心理

コンプレックスの塊…自分に全く自信が持てない

悪口を言う人は、いわばコンプレックスの塊であることが多いようです。

自分の好きなところなどひとつもなく、自分で自分を嫌になってしまうようなところばかり…そんな状態だと、人に対して少し攻撃的な面が出てしまいます。

悪口の対象となる相手もどこか自分と同じように欠点があるのではないかとか、自分よりも劣っている点があるのではないかと粗探しばかりしてしまうため、結果として悪口を言うようになってしまうのです。

自分に自信を持つことができないため、自分よりも輝いて見える相手を妬む気持ちが強くなってしまっているということもあり、余計にひどい悪口に発展してしまうこともあります。

半ばやけくそなところもあるので、有る事無い事言ってしまうなんていうケースも十分に考えられるでしょう。

自分を誇れるところや自慢できるところがひとつもない…周囲が羨ましくて仕方ない

自分が大したことない人間だ、自分なんてどうせ自慢できるところもない…そんなふうに考えている人は、ついつい周囲に対して妬みや羨望の眼差しを向けてしまい、結果的に悪口を言うようになることがあります。

自分に自信が持てないから…と言うのもありますが、自分に自信が持てず、やっかみの気持ちを持ちながら悪口を言っているだけではなく、自分が大したことない人間だと思っているからこそ、相手も悪口によって名前を汚して、自分が思っている自分のいる高さにまで引き摺り下ろそうと考えている節もあるようです。

そのため、相手の評判を落とすためにより広い範囲に悪口を言いふらすのが特徴になるので、自分に自信が持てず、相手と比較されたり、比較する機会があるたびに言い訳のように文句を言う、自分に自信がないタイプよりも、一層厄介であることは間違いないでしょう。

自分の存在を認めてほしい、周囲から認められたい承認欲求が強い

悪口を言うことで、自分が周囲に情報を発信している、情報の発信源であるというニュアンスで認められることが気持ちいいと思ってしまっているタイプもいます。

この種類の人は、自分の存在を人に認めてほしい、周囲から存在を認められたい、または一目置かれたいという承認欲求の強さが、人の悪口を言うという形で現れてしまっていると考えることができます。

もちろん、人の悪口を言うことで存在を認められたとは言っても、それは厄介な存在として警戒されているだけだったり、ただ単純に嫌な人として認識されているだけにすぎないのですが、悪口を言っている張本人がその事実に気づけないことも多いようです。

人の悪口には、面白いことに人が群がってくるものです。

人の不幸は蜜の味…ではないですが、自分が普段溜め込んでいる不満を代わりに言ってくれる人がいれば、たとえ自分がその気持ちを表に出せなくても、自分が吐き出したように感じることもあるでしょう。

もちろん、ただ面白おかしく悪口を言っている人を眺めているだけの悪口を言っている本人でなくても、周囲でただ耳を澄ませてその悪口を聞いている人の中にも、ただ悪口を言っている人に群がって心の中で同調しているだけの人だっているかもしれないのです。

だからこそ、人が悪口を発信していればそこに人が集まる…という構図が出来上がるのでしょう。

人に警戒されたり敬遠されているだけになってしまうことに気づけず、ただ人に存在を認められていると思い込んでしまうとも言えます。

理想通りの認められ方でなく、場合によっては都合よく使われているだけの場合もあるのですが、当人がそれに気づけず、悪口を言うことで人が寄ってきてくれる、自分が人気者になっていると勘違いしてしまっている状態なのです。

悪口を言うのが当たり前な生活環境で育ってきたので悪口を“悪いことと”と思っていない

育ってきた環境で、悪口を言うことが悪いことではなく、ごく自然のことだと勘違いしてしまっている人もいます。

このタイプの人は、悪口を言うことが悪いことではないと思っている上に、悪口を言うという行動自体が、呼吸のようなものだと認識してしまっているため、“悪いことをしている”感覚なく、悪口を言ってしまっているという、若干のタチの悪さがあるのです。

親や兄弟が当たり前のように悪口を言っているの見て育ったりすると、このタイプの人間になってしまうことがあるため、悪口を言うことに罪悪感を感じないことも多いでしょう。

しかし、身近な人が悪口を言っていることに対して嫌悪感を抱くような経験があった場合には、このようなタイプに育つことはなくなります。

自分を守るための武器として悪口を活用してしまっている

悪口を自分を守るための武器と認識している人も、悪口を言う人になってしまうことがあります。

誰かに自分の何かに対して文句を言われるようなことがあったり、または、何か大切なものを奪われそうになった場合などに、それを阻止するために悪口を使うことがあるのです。

仲良しの友達が他の人と仲良くなってしまい、自分がひとりぼっちになってしまうという窮地に立たされた時に、その“他の人”の悪口を言うことで自分が失わずに済むように仕向けるなんていうこともあるでしょう。

職場でミスをしたことをこっぴどく叱られたり、何か人から不満を言われた時に、これでは自分の評判や評価が下がってしまう…と感じ、自分に指摘した人の悪口を言いふらすことで、自分の立場を守ろうとするなんていうこともあると思います。

このタイプの人は、悪口を言うとなると、とことん言いふらすところがあるので、このタイプの人に悪口を言われてしまうと、あっという間に広まってしまう場合がほとんどです。

ストレスが溜まっているので人の粗探しをすることに執着してしまっている

悪口を言うことでストレスを発散しようという気持ちを持って、散々人の粗探しをする人もいます。

普段自分が会社で上司や先輩に怒られてばかりいれば、何か仕返しをしたいという気持ちが出てくることもあるでしょう。

しかし、立場上、自分が上司や先輩を怒るわけにもいかず、叱ることもできないので、結果的には仕返しをするつもりで粗探しをして悪口を言うようになるのです。

実際、悪口を言うことでストレスを発散しているような気持ちになるかもしれませんが、できていないのが実情ですし、それに気づけない人もまた多いようです。

悔し紛れの悪口は、最終的に自分の価値を貶めることになり、周囲から悪口ばかり言っている人というレッテルを貼られて敬遠されるようにもなります。

悪口を使って周囲との絆を深めようと考えてしまっている

悪口を利用して、周囲との絆を深めようと歪んだ考えを抱いてしまっている人もいるでしょう。

自分と同じように特定の人物を好きではない、または妬んでいるという人同士で集まり、その特定の人物に対する悪口を言い合うことで、自分と相手が仲間であると認識でき、安心できるのです。

実際、悪口だけで繋がっていられるなんて絆は本当の絆ではありませんし、お互いに相手に対して気に入らないことがあれば、今度はその相手に対して他の人と悪口を言い合うような流れにもなりやすいと言えます。

悪口で絆を深めるとか、悪口で友達を作れるというのは大きな間違いなのです。

因果応報とは？悪口を言う人が不幸になるスピリチュアルな理由

人に感情移入ができないので自分の物差しだけで考えてしまうため

人の悪口を言う人は、悪口を言われている人の立場に立って物事を考えることができません。

自分が言っている悪口をもし自分が誰かに言われていたら…どんな気持ちになるのか…そういうことを考えられる人であれば、こそこそと陰で悪口を言ったり、有る事無い事を周囲に吹聴して回ったりなんていうことはしないものです。

人の立場に立って物事を考えるということができない、または、相手に感情移入して物事を考えることができないからこそ、平気で人の悪口を言うことができてしまうのだと言えるでしょう。

こういうタイプの人は、自分の物差しだけで物事を考えてしまう傾向があるので、どうしても他人の意見を受け入れることができなかったり、自分が一番正しいと考えて人の意見や考え方をバカにするような態度を取ってしまったりするので、周囲から疎ましいと思われることもありますし、嫌われてしまいやすいと言えます。

人と関わることで楽しく幸せに生きていけることを考えれば、このタイプの人が不幸になってしまうのも納得ができるのではないでしょうか。

悪口は“依存症”を招く！ストレスが溜まってしまうため

悪口は、ストレスを発散できる…と思っていませんか？

確かに、ストレス発散にはなるかもしれません。

しかし、それはあくまで“悪口を言っている時だけ”なのです。

実際に、人の悪口を思い切り言って、スッキリしたと感じてもふと一人になった時に自分を客観的に見て、“悪口ばっかり言っている自分”をかっこ悪いとか情けない、寂しい人間だと感じてしまうこともあるでしょう。

そんな自分に苛立ちを覚えたり、もやもやを抱えたりして、結局それを発散するためにまた悪口を言い、言い終わるとまた罪悪感や自己嫌悪を感じる…その繰り返しになるのです。

いわば、悪口に依存してしまっている状態で、悪いと思ってやめないと思っていても、それをやめるタイミングを逃してしまうことにもなります。

悪口を言っている間だけは確かにスッキリするかもしれませんが、それが自分を貶める結果につながっていると気づいてしまうと、悪口を言うことはストレスが溜まることへと変わっていくのです。

悪い言霊で自分を着飾っているようなものだから

言霊という言葉を知っていますか？

言葉には不思議な力が宿り、思っていることを口に出すことでそれを実現させることができたり、反対に危険を回避することができたり、実現しなさそうなことでも実現させることができたり…など、言葉に宿る力が不思議な影響を与えてくれることがあるのです。

悪口という言葉は、マイナスのパワーを多く纏っています。

悪口を呼吸をするように吐き出している人は、いわば負のオーラを身に纏っている状態でもあるのです。

負のオーラは不幸を呼びます。

言霊の力でマイナスの方向へ引っ張られ続けている人は、自分が吐き出した言葉によって不幸への道を一直線に進んでいると言っても過言ではないでしょう。

見えなくても感じることはできる…負のオーラがその人を包むから

オーラは、基本的には見えることはありません。

スピリチュアル的な感性が高く、一般的にいう霊能力を持っている人であれば、時に人のオーラの色や形、大きさなどを見ることができるのですが、普通の人にはそれはできないでしょう。

しかし、悪口ばかり言っている人は、見えない人にでも感じられる程の負のオーラを纏ってしまうことになります。

人には本能的に危険を回避して自分を守ろうとする能力が備わっています。

“自分なんてどうなったっていい”なんて言っていても、突然ボールが飛んできてぶつかりそうになれば避けようとしますし、躓いて転びそうになったら、手をつくものです。

その危険を回避する能力が敏感に働き、負のオーラを纏っている人を避けよう、関わり合いにならないようにしようと無意識に行動するのが一般的な感覚だと言えます。

悪口ばかり言って、人を妬んで、羨んで、自分に自信が持てず、人の粗ばかり探してつついているような人は、間違いなくマイナスのオーラを発していますから、前向きに生きている人、ポジティブな思考を持って未来を見据えて進もうとしている人が近くに寄り付かなくなります。

結果的に明るいオーラを自らどんどん遠ざけてしまうことになるので、不幸ばかりを引きつけてしまうようになるのです。

因果応報の法則でいつか自滅する？悪口を言う人の末路

人に助けてもらえない人間になってしまう

人の悪口ばかり言っている人は、最終的には自分が困っている時に誰も助けてくれないなんていうことになるでしょう。

人のことを悪く言ってばかりいると、まず間違いなく人望を無くします。

人に信頼されなくなるというのもありますが、悪口を言う人と関わり合いを持てば、そのうち自分も悪口を言われるのではないか…と考え、できるだけ関わり合いにならないようにしようと考えるのが普通の人の一般的な考え方でしょう。

悪口を言う人がどんなに困っていたとしても、関わり合いたくないから、手を差し伸べないという選択をする人がほとんどになってしまうので、困っていても誰も助けてくれない…そんな人生を送るようになってしまいます。

一切の信頼を失い、誰にも頼られない人間になってしまう

悪口を言う人は人から信頼されなくなってしまいます。

特に、本人のいないところで言いたい放題陰口を叩くようなタイプの人は、余計に人から警戒されて、誰も心を開いてくれなくなってしまうでしょう。

信頼されないということは、誰もその人を頼りにしてくれないということでもあります。

学生の頃はまだ頼られないことで苦悩することは少ないかもしれません。

しかし、社会に出て仕事をしていく中で、年々後輩ができたり部下ができたりする中で、自分が頼られない先輩、上司であると認識させられるような出来事は増えていくはずです。

その都度、自分がとても不幸な人間だと思えたり、寂しい人間だと思えることでしょう。

悪口ばかり言っていると、人からの信頼を失い、誰も頼ってくれない、何かあった時に相談してもらえない、疎外されていると感じられる、そんな立場に追いやられてしまいます。

最終的には孤独に…因果応報でひとりぼっちになる

悪口をいう人と一緒にいたいと感じる人はいません。

ゆえに、最終的には孤独になってしまうでしょう。

人の悪口を言う人は、結局は人を突き放していたり、人とのつながりをシャットアウトしているようなものです。

それが羨望からきているものでも、悔し紛れの悪口だったとしても、悪口は悪口であり、誰もその悪口を言う理由まで深く考え、その人に気持ちを寄せてくれることはないでしょう。

だからこそ、人は悪口を言う人から去っていくのです。

自分の悪口を言われるのが嫌だとか、中には自分の仲の良い人や好きな人の悪口を言われたことで腹を立て、金輪際関わるものかと離れていく場合もあると思います。

このように悪口を言う人は最終的にはひとりぼっちになってしまうのですが、これぞまさに因果応報、自分が蒔いた種が引き起こした結果だと言えるでしょう。

これぞ因果応報…自分も悪口を言われるようになる

絵に描いたような因果応報と言えるのが、悪口を言う人はやがて、自分も悪口を言われるようになるということです。

人は不思議なもので、自分が相手を嫌いだと思えば相手も自分を嫌う、そんなところがあります。

悪口を言えば、悪口を言われる人間になるのは、因果応報であり、いわばごく自然な
流れだと言っても良いでしょう。

最初は人の悪口を言っていい気になっていても、気づけば自分も周囲から悪口を言われるようになっていることに気づくはずです。

人を呪わば穴二つ…なんて言葉がありますが、自分がひどい悪口を周囲に吐き出せば、自分も同じくらいひどい悪口を言われている…そう考えておいた方が良いでしょう。

それを想像して怖いとか嫌だと感じるのであれば、あたり構わず、または特段これといった理由もなく、人の悪口を言うのはやめたほうが良いと言えます。

因果応報の考え方を活かそう！悪口を言う人への上手な関わり方

同調する言葉は使わない！一緒になって悪口を言うことがないように

悪口を言う人の対応は、どうしていいか分からない…と感じることがあると思います。

黙って聞いているだけでも罪悪感を感じてしまう人もいるでしょうし、止めれば今度は自分が悪口を言われるかもしれないと怖くなってしまう人もいるでしょう。

悪口を言う人との関わり方で最も無難だと言えるのは、聞くだけ聞いて一切同調しないことです。

“そうだよね”とか、“分かるよ”という言葉は、悪口を言っている人からすれば自分に同調してくれている、自分の仲間だと感じさせてしまう言葉でもあります。

“へえ”“そうなんだ”…こういう言葉は、悪口を言っている人に水を差すでもなければ、決して相手に同調を感じさせる言葉でもないため、まさに無難だと言えるでしょう。

もちろん、あなたまで一緒になって悪口を言うのはもってのほか。

同調する言葉を言えば、あなたも共犯とされてしまうかもしれませんから、やはりここは、話を聞くだけ聞いている“フリ”をして、決して同調せずに聞き流すのが一番なのです。

悪口の対象にならないように！少しずつ距離を置いて離れるようにする

悪口を言っている人に少しでも“こいつ、気に入らないな”と思われれば今度はあなたが悪口の標的になる可能性があります。

悪口を言っている人は、それでストレスを発散したり、承認欲求を満たそうとしている部分がありますから、“そんなこと言わないほうがいいよ”とか、“悪口なんてやめなよ”などの言葉を聞かされると、途端にその言葉を投げかけてきた相手を敵視するようになります。

これまでのターゲットを切り替えて、自分を攻撃してきた人、自分に注意をしてきた人を敵視して、今度はその人の悪口を言うようになる可能性はかなり高いでしょう。

だからこそ、上手に関わり合うのであれば、悪口を言っている人と少しずつ離れて距離を置くことです。

バツッと関係を切ろうとしてしまうと、ターゲットにされるリスクがかなり高くなってしまいますので、徐々に距離を置くのがベストだと言えるでしょう。

不自然にならないように、遊びに誘われても最初は5回に1回程度断り、段々と3回に1回、2回に1回と断るようにして、距離を置くようにすると良いと思います。

相手に感づかせないことがベストですので、距離を空ける時にはできるだけ時間をかけて関係を薄くしていくことがお勧めです。

直接意見できる相手であれば、悪口を控えるように注意してあげるのも◎

もし、悪口を言っている人物が古くからの付き合いだったり、気心の知れた相手なのであれば、悪口を控えるように注意してあげて、相手を変えようとするのも一つの上手な関わり方だと言えるでしょう。

ただこの場合には、相手が悪口を言うことのデメリットを理解できるように諭してあげる必要がありますし、相手が悪口を言うことを良くないことだと認識できるまでは、注意したあなたを敵視してあなたの悪口を言うようなこともあるかも知れません。

それでも、あなたが負けずに相手に対して根気強く悪口をやめられるように進言したり、サポートしてあげることができるのであれば、その覚悟を持っているのであれば、関係を切るのではなく相手を変えることで付き合いを続けていく道を選ぶのも悪くないでしょう。

悪口を言わない人間になれるよう、違う形で付き合ってあげる

悪口を言わない人間になれるようにさりげなくサポートしてあげるというのも良いと思います。

悪口を言っている人は、どこか満たされていない人です。

自分に自信がない、隣の芝生が青く見えてしまうタイプで常に自分より周りが恵まれていると感じているなど、自分を好きになれていない人であったり、または常にストレスに苛まされていて、それから抜け出したい一心で悪口でストレスを発散しようとしている部分もあると思います。

これをサポートするにはとても根気が必要ですが、悪口を言ってはいけないと直接的な表現で相手の悪口を言うという行動を抑えるのではなく、他のことに目を向けさせて、ストレスを軽減したり、自分に自信を持たせて周囲ばかりが良く見えてしまう状況から脱出させてあげるのも良いでしょう。

あえて、悪口は良くない、悪口を言うのはやめなさいという言葉を使わずに、さりげなく、自然に、相手を悪口を言わない人に変えていくというのは言葉にすれば簡単ですが、時間も根気も必要になります。

悪口を言っている人が、あなたにとって大切な人であったり、どうしても見捨てることができない相手だった場合には、この関わり方で相手を変化へと導いてあげると良いでしょう。

自分のメンタルを第一優先に考えて付き合うようにする

何よりも、悪口を言う人と上手に関わり合うにあたってあなたが一番大切にしないといけないのは、あなた自身のメンタルです。

悪口を言う人と一緒にいるとあなた自身の心が荒んできてしまったり、気が滅入ってしまうようなこともあると思います。

あなたが悪口を嫌いだと感じている程度が強ければ強いほど、悪口を言う人に対しても、その悪口の内容に対しても、うんざりした気持ちを抱くはずです。

それがやがてあなたのストレスとなり、あなたを病ませてしまうことになるのであれば、関係を切らないといけません。

当然、一緒にいるのもあなたのためになりませんし、上手に関係を切ろうとあれこれ思案すること自体がすでにストレスになってしまっている可能性もありますので、まずはあなたの気持ちを最優先して、あなたが滅入ってしまう前に、悪口を言う人から離れるようにしてくださいね。

例外もある！悪口を言う人だけど因果応報にならないケース

反論のための悪口であれば因果応報は成立するがあなたに返ってくることはない

あなたがもし、誰かに身に覚えのないことで悪口を言われているのであれば、それに対して反論しないで黙っている必要はありません。

言いたいことは言うべきですし、あなた自身があなた自身の名誉を守ってあげなければなりませんから、悪口を言われていることを黙って見過ごす必要は一切ないのです。

人の悪口を言えば、自分も相手と同じレベルになってしまうかもしれない…という不安もあるでしょうし、因果応報を気にしてしまう部分もあると思いますが、自分の身を守るために、相手に言われた悪口に反論した内容が相手の悪口になってしまったとしても、それはあなたに悪いことが返ってくる結果にはなりませんから安心してください。

自分の名誉を守るため、自分自身を守るためにあなたが人の悪口を言うことになったとしても、そこに因果応報は関係ないのです。

簡単に言えば、あなた発信の悪口にならなければ問題ない…とも言えるでしょう。

誰かを守るために人を悪口で攻撃したのであれば因果応報にはならない

あなたが誰かを守るために人を悪口で攻撃したのであれば、それは因果応報には当てはまらないので安心してください。

例えば、あなたの大切な友人が、根も葉もない噂、悪口を言いふらされてたとしましょう。

内容が全くの虚偽であることを知っているあなたが、その悪口を言っている人のことを“根も葉もない噂ばかり流している。あの人は嘘つきだ！”と周囲に言いふらしたとしましょう。

“嘘つき”という言葉は、確かに場合によっては悪口になるかもしれません。

しかし、もともとその人によって貶められ、傷つけられた人がいて、その人を守るためにあなたが言い返した悪口であるなら、あなたに因果応報という言葉は当てはまらないのです。

陰口は叩かない！相手に対して正面切って文句を言える人は因果応報にはならない

悪口というのはどのようなものだと認識していますか？

一般的には、当の本人がいないところでこそこそと叩く陰口を悪口だと認識している人が多いのではないでしょうか。

そして、それは間違いではありませんし、言ってしまえば因果応報はそういった形の悪口に適用されるものなのです。

つまり、あなたが特定の人に対して不満を抱いた時に、陰で悪口や文句を言うのではなく、その特定の相手に直接文句を言えば、それは悪口にはならないと考えることができます。

陰口ではなく、相手に対して正面切って文句を言えば因果応報にはなりませんから、言いたいことは相手に直接言うようにすると良いでしょう。

因果応報の法則があるので悪口を言う人には不幸な未来が待っている

人の悪口が幸せを呼び込むことはありません。

また、ストレスが発散できると思っているのではあれば、それも大きな間違いです。

悪口は一度言い始めればとどまることを知らず、まるで中毒や依存症のようにやめられなくなってしまう怖いものでもあります。

そして、悪口を言ってばかりいる人には、やがて自分も同じ目に遭い、不幸になるという因果応報の法則が適用されることでしょう。

不幸になりたくないなら、人の悪口ばかり言わないこと。

人に対して嫌だなとか、嫌いだなと感じても、それを反面教師にしてあなたが同じタイプの人間にならないようにすれば良いだけの話です。

そして、悪口ばかり言っている人とはできるだけ関わらずに、遠ざけること。

人の不幸を願う人は自分も不幸になりますし、人の不幸を笑う人は、自分が不幸になった時に誰も心配してくれず、むしろ周囲から喜ばれるようなことになってしまうかもしれません。

そんな寂しい人生は嫌ですよね。

人の悪口は言わないにこしたことはないので、ぜひあなたも、今日から悪口を言わないことを心がけて生きていくようにしましょう。

 

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