縁起のいい四字熟語一覧と活用方法！新年の挨拶、商売繁盛、幸運の引き寄せ、健康運アップなど効果別に紹介

世界各国にいくつもある言語の中でも、日本語ほど使い方が難しい言語はないと言われています。

しかし難しいと言われているその一方で、日本語ほど繊細な表現をすることができる言語がないとも言われているのは事実。

例えば色。

英語で済ませてしまえば赤は“RED”の一言で終わりになってしまいますが、日本語であれば様々な種類の赤を表す色が存在しています。

四字熟語というのも日本ならではだと言えるでしょう。

視覚から言えばたった4文字の漢字なのですが、その中には生きていく上での知恵であったり、人として大切な考え方であったりと、様々な意味合いが込められている物です。

今回はそんな四字熟語を紹介していきます。

中でも、縁起が良いと言われている四字熟語にスポットライトを当てて紹介していくので、ぜひ素敵な四字熟語、縁起が良い四字熟語をたくさん覚えてください。

お正月の挨拶や、お正月ならではの行事書初めに選ぶと縁起が良い物や、商売繁盛や健康に縁起が良いとされる四字熟語、そして幸せを招き入れることができる四字熟語など、縁起が良いものの中でもシーン別に紹介していきます。

縁起のいい四字熟語：お正月の挨拶や書初めにおすすめ

願いを叶えたい気持ちを込めて…“一念通天”

新しい年を迎え、その年はこれまでとは少し違う一年にしたいと思っているので有れば、この“一念通天（いちねんつうてん）”が書初めにぴったりです。

この言葉には、自分で覚悟を決め、努力をすることで自分の願いを叶えることができるという意味が込められています。

何もしなくても願いが叶うというわけではなく、自分がちゃんと自分の願いを叶えるための努力を怠らず、頑張ることで願いを叶えることができるということをまず理解することで、書初めに心を込めることができるのです。

“こうなればいいな”“こうなってくれないかな”…頑張る気持ちは時々、自分でも驚くほど弱くなってしまうことがありますし、自分が何もせずとも周りの力や運次第で願いが叶わないかななどと願ってしまう気持ちが生まれることもあるでしょう。

しかし，そんな気持ちが浮かんでは消えている最中でも本当はそれでは願いが叶わないことを理解しているはずです。

だからこそ，新しい年の始まりに自分の気持ちに弱い心が芽生えてしまうことがないよう，弱さに流されてしまわないよう、弱い気持ちに負けないという強い意思表明の代わりに、この四字熟語を書初めに選んでみてはいかがでしょうか。

ワンランク上の自分を目指す…“格致日新”

新しい一年を迎えるにあたって、変わりたいと思っている人もいるのではないかと思います。

とても大切な一年の始まり。

このタイミングは、新しいことを始めること、新しい自分になることのちょうどいいきっかけとなります。

せっかく変わるのであれば、これまでの自分とは全く違う、新しい自分、そしてこれまでよりもパワーアップした自分になりたいと願うのは当然のことではないでしょうか。

だからこそ、レベルアップした自分を目指す意味合いを込めて、“格致日新（かくちにっしん）”という言葉を選んでみると良いと思います。

この言葉には、物事の本質をしっかりと見極めて知識を深めていき、日々レベルアップしていくという意味が込められているのです。

この言葉を胸に、自分磨きを行うことでこれまでよりもずっといい女を目指すのも良いですし、資格試験に挑戦してこれまでよりもキャリアのレベルを高めることも良いでしょう。

もちろん、男性だって同じです。

今よりももっといい男に、今よりももっとできる男になろうと目指す際に心に刻み込んでおくと良い四字熟語だと言えます。

これまでと比べて、レベルがいくつも上の自分を目指したい人の決意を示すのにおすすめの四字熟語です。

常に清らかな心を忘れないで…“真実一路”

子供の頃の心の中はみんな純真無垢で、そこから成長していくにつれて世間と触れ合い、純真無垢なままでは生きていけないことを学んでいきます。

それは本来であれば悲しいことですし、とても残念なことではあるのですが、成長していく中で悪知恵がついてしまったり、狡さが身に付いてしまうこともあるでしょう。

しかし、それはあくまで自分が世間の中で上手に生きていくための一つの仮面だというだけであれば、それはあなたの一つ武器となります。

日々仮面を身につけていると、どうしても本来の自分を見失ってしまいがちですが、そんなあなたにはこの四字熟語“真実一路（しんじついちろ）”がおすすめです。

公平で清い心持って、常に自分が信じる一つの道を進んでいく…この四字熟語にはそのような意味が込められています。

誰にも、自分が信じている言葉であったり、人であったり、考え方であったり、信条であったりといったものが心の中にあるのではないでしょうか。

それがこれまでの成長の過程において培われてきたものであったり、あなたが尊敬する人から贈られた言葉から学んだものであったり、それは人それぞれではないかと思いますが、そんなあなたの心を構成しているものを大切に、ただ間違った道を歩んでしまうことがないように、人を傷つけたり、悲しませたりするような人間になってしまわないように、心の中を常に綺麗な状態に保つことができなければならない…そんな自分の気持ちを奮い立たせるために、自分との約束のような形でこの四字熟語を書初めにしてみると良いと思います。

相手の一年の多幸を願って…“新春万福”

最近では、メールやLINE、電話での挨拶のみで済ませてしまうことが多くなったお正月の挨拶。

年賀状を送るとしても、既に絵柄や四字熟語が印刷されているものを選んでしまい、自分が書き入れるのは相手への一言だけ…なんて人も決して少なくないことと思います。

自分で年賀状のデザインから何から全て手書きで行っているという人はそうそういないでしょう。

それでも、もしあなたが相手の幸せを願って年賀状を送りたいと思うので
ば、ぜひ相手に合った四字熟語をそれぞれに贈ってあげるべきだと言えます。

せっかくの一年の始まりですから、そんな時に多くの人が願うのは、相手の一年の幸せではないでしょうか。

そこでおすすめの四字熟語が“新春万福（しんしゅんばんぷく）”です。

この言葉には、新しく迎える一年が、あなたにとって幸せなものでありますように…あなたにたくさんの幸せが訪れますように…という意味が込められています。

見た目からも華やかで、お正月にぴったりだと感じられるでしょうし、お正月の挨拶ですから、お正月ならではという感じを出すこともできるのも良いですね。

見た目には見えませんが、“心から相手の幸せを祈る”という時に使う四字熟語なので、相手を問わず使うことができます。

この一年の始まりに、相手の永遠の幸福を願って…“永寿嘉福”

相手に対して永遠に続く幸福を願うという意味を込めて使われる“永寿嘉福（えいじゅかふく）”。

お正月の年賀状に使うことができ、最大限に相手に対して幸せを願っているという気持ちを相手に伝えることができる四字熟語でもあります。

ただ相手の幸せを願う場合に使うのではなく、相手が今現在幸せな場合に、その幸せが永遠に続きますように…と願うために使うので、残念ながら相手が今決して幸せではない状況に置かれている場合には、この言葉を使うのはミスマッチとなりますので、その点に関しては気をつけるようにしてくださいね。

楽しいことがずっと、いっぱい、続きますように…“長楽萬年”

相手に対して、楽しいことがたくさん起こったり、幸せな時間がずっと続きますようにという願いを込めて使うことができるのが、この“長楽萬年（ちょうらくまんねん）”です。

お正月という新しい一年を迎えたところで、相手に対して楽しい時間を継続できるように、または、今の幸せがずっと続きますように…という願いを込めて贈るのにはぴったりな四字熟語だと言えるでしょう。

パッとみただけでも、幸せそうに見える、または縁起が良く見える四字熟語で、贈られた相手も、あなたが時自分の幸せを祈ってくれていることがすぐに分かるというメリットもあるでしょう。

縁起のいい四字熟語：商売繁盛が目的ならこれ！

真っ当に頑張っていれば必ず報われる…“不断節季”

働くことはとても大変なことです。

一人で仕事をするわけではない人がほとんどで、そうすると仕事だけでなく、仕事を取り巻く人間関係に悩まされるなんてこともあると思います。

人間関係がうまくいっていないと、仕事も思うように進まないなんていうこともあるのではないでしょうか。

それでも一切気持ちを緩めることなく、努力を怠ることなく、毎日気持ちを引き締めて努力を積み重ねていれば、将来必ず報われることがくる…という意味が込められているのです。

人によって、一年のなかで一番仕事が忙しい時期というのはそれぞれ違うことと思います。

あなたの仕事の中で、一番忙しい…そう感じる時期には、もちろんあなた自身も気持ちが常に張り詰めているでしょうし、頭の回転も速くなり、常に仕事のことを第一に考えているところもあるのではないでしょうか。

その時の感覚を常に持ち続けていれば、仕事もうまくいきますし、それによって財を成すことができるという意味が、この“不断節季（ふだんせっき）”という言葉には込められているのです。

仕事に忙しそうにしている人や、実際に忙しくててんてこまい状態の自分に対してこの四字熟語を贈れば、今の大変な時期を乗り越えれば必ず報われて、将来は安泰である…と少し気持ちをほっとさせることができるでしょう。

とっても分かりやすい商売繁盛の四字熟語…“一攫千金”

この四字熟語は、広く知られているものです。

あまり四時時熟語に詳しくない人であっても、この“一攫千金（いっかくせんきん）”という四字熟語くらいは見たり、聞いたりしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。

イメージとしては、棚ぼたのような漢字で富が転がり込んでくるという印象を抱いている人が多いのかもしれませんが、実際にはそうではないので、正しい意味を理解しましょう。

一攫千金につながるのは、まずあなたの努力が不可欠となります。

ただ、そこで必要な努力というのはほんの少し、一握りの量でOKということ。

ちょっと努力をすれば、大きな富を得ることができるという意味があるのです。

死に物狂いで努力しなければ成功はできない…と知らない間に自分に暗示をかけてしまってはいないでしょうか？

途方もない努力の先に、成功が待っていると感じてしまえば、努力するのが怖くなると感じてしまうこともあると思います。

それでも、必要な努力というのがほんのひと握りであれば、あなたにかかっているプレッシャーも少しは軽くなるのではないでしょうか。

少し頑張れば、その何倍も成功が戻ってくると考えれば、努力するのも苦にならなくなりますよね。

商売に成功するおまじない…“盛徳大業”

大きな事業を成し遂げることができる…“盛徳大業（せいとくたいぎょう）”にはそんな意味が込められています。

優れた徳を積み重ねることができれば、大きな仕事でも成し遂げることができる、どんな仕事でもやり遂げることができる…そんな意味を持っている四字熟語です。

努力なくして、事業を成功させることはできませんし、何も頑張らずに仕事を認めてもらうことができるわけがありませんよね。

商売繁盛を願うのであれば、自分の心を奮い立たせてくれる、そんな四字熟語を常に心にしまっておくことが一番です。

頑張れば必ず報われる…それを目的として大切にしておくことがおすすめの言葉なので、仕事をするうえでの座右の銘にしてしてみてはいかがでしょうか。

後輩や部下ができたらぜひ心に刻んでおきたい…“先憂後楽”

“天下を治める者、天下の憂い先んじて憂い、天下の楽しみ後れて楽しむ”…そんな意味がある、“先憂後楽（せんゆうこうらく）”は、水戸黄門の名前で有名な水戸光圀公も大切にした言葉であると言われています。

もしあなたに後輩や部下ができたら、人を引っ張る立場である者として、先に苦しみ、先に苦労をすることを自ら進んで実践することが大切だということを、この四字熟語は教えてくれています。

もちろん、ただずっと苦しむわけではなく、あなたが努力し、人を引っ張ったことで、その後輩や部下が成長し、今後はあなたを助けてくれる右腕のような存在になってくれることでしょう。

そうすればあなたの仕事上の負担も減ることになりますから、後になって楽をすることができる…そうこの熟語は教えてくれているのです。

自分の気持ちを引き締めて、今は大変な時期でもグッと歯を食いしばって堪えることの重要さを教えてくれていると受け取ることもできますね。

縁起のいい四字熟語：幸運を引き寄せる効果がある言葉

神様からの手助けが受けられる…“天佑神助”

天から手が差し伸べられ、あなたの思ってもいなかった形で幸運が舞い込むこと…“天佑神助（てんゆうしんじょ）”にはそんな意味が込められています。

もちろん、普段から神様を信仰している人であればもちろんのこと、神様を冒涜したり、存在を全く信じていない人にとっては、この四字熟語にあまり強いメッセージ性を感じる人はいないかもしれません。

しかし、初詣に行ってちゃんと神様に願い事をしたり、そこまでしなかったとしても神様の存在を否定しているわけではない…というのであればこの四字熟語もあなたにとって強い意味があると感じられるのではないでしょうか。

文字の見た目からしても、天や神という言葉が含まれているので、非常に縁起が良いと感じられるでしょうし、意味も紹介した通り、天からの助けを意味しているので、縁起の面でもおすすめの四字熟語です。

美しい景色が脳裏に浮かぶ…“春山如笑”

感じを見ただけで、もし読み方がわからなかったとしても、とても美しい印象を受ける四字熟語が、この“春山如笑（しゅんざんわらうがごとし）”です。

春の山が笑っているように見える…という意味が込められているのですが、そのように穏やかな時間を楽しむことができる、そんな状況を表していると考えてみてください。

他の四字熟語と比較すると、この言葉自体には、あなたに対するメッセージ性はありません。

何かをすればこんな結果になる…という意味は一切ないものの、言葉と漢字の響き、見た目のイメージだけで縁起の良さを感じ取って欲しいと思います。

春の山が笑っていると感じられるようなそれに気づくことができるような、穏やかな時間と穏やかな心を持って生きていきたいと感じる人もいるでしょうし、今は忙しい時間を過ごしている中でも、ふとこのようなシーンが頭に浮かぶほど穏やかな時間を求めている人にとっては、疲れた時にこの四字熟語を思い出して気持ちをおさめることができる…そんな使いかたもできるのではないでしょうか。

家族がみんな健康に生きていられますように…“家内安全”

あなたの家族が毎日健康に、幸せに過ごすことができるように…そんな願いが込められている四字熟語が“家内安全（かないあんぜん）”です。

この四字熟語なら、見たことがあるとか、意味まで知っているという人も少なくないでしょう。

神社でお守りを授かる場合に、このお守りに刺繍されている場合もあり、広く知られている四字熟語だと言えます。

広く知られているということ、そして神社のお守りなどでも使われるということは、それだけ縁起が良いからだと考えることもできるでしょう。

何度も目にして、特に縁起が良さそうな漢字が使われているわけでもないのに…と感じるかもしれませんが、家族が皆健康で幸せに過ごしているということは、とても大切なことです。

家族がいて、あなたも家族も健康でいられるからこそ、あなたも毎日幸せに過ごすことができるのですから、この四字熟語は非常に重要な言葉だと言っても良いでしょう。

体が資本！と初心に戻してくれる“無病息災”

“無病息災（むびょうそくさい）”という言葉を聞いたことがある人もいると思います。

特に有名な四字熟語の一つでもありますので、知らない人の方が少ないのではないでしょうか。

この四字熟語は、あなたを初心に戻らせてくれるという、基本に戻ることができるものでもあります。

何をするにも健康であることが一番です。

仕事をするのも、遊ぶのも、何をするのにも健康でいることが基本中の基本だと言えるでしょう。

もちろん、恋を満喫するのも、健康でいることが大前提となりますね。

病気をせず、災いに巻き込まれることもなく、毎日を健康で過ごすことができれば、何でもできる…という考えが古くから定着しているからこそ、この無病息災という四字熟語が縁起が良い四字熟語として広く知られることになったのでしょう。

大きな幸せが訪れることを願って…“大慶至極”

あなたの元に大きな幸せが訪れることを自身で願う場合にも使うことができる四字熟語が“大慶至極（たいけいしごく）”です。

このうえなく大きな慶美が自分の元にやってくるように…という意味が込められているのですが、とにかくおめでたいことがやってくるように、本当に幸せな出来事が起こりますようにという意味があり、おめでたい席などで相手に対して投げかける言葉としても使われることがあります。

四字熟語として大切にとっておけば、あなたの元に幸せが舞い込んでくるおまじないのような意味合いも生まれますので、自由に使って見てください。

書初めにして部屋に飾っておくとか、手帳の片隅に書いて置くなどしても良いと思います。

縁起のいい四字熟語：病気や事故を遠ざけて健康運をアップ！

もし今苦しんでいるのなら…“妙手回春”

もし今、あなたが病気に苦しんでいるとか、怪我をして自由に動き回れないでいるなどということがあるなら、この“妙手回春（みょうしゅかいしゅん）”がおすすめです。

これは、手を触れただけで病気や怪我が治ってしまう様を表している四字熟語なのですが、その昔、医者が高い技術で人々の病気や怪我を治癒させていた様子から生まれたものだと言い伝えられています。

どんな病気や怪我も、あっという間に直りますように…という願いを込めて使うこともできますし、病気やケガに心が折れそうになった時に、自分の気持ちを鼓舞するために大切にとっておくことができる言葉でもあるでしょう。

普段使う場合には、医者の技術が高いことを褒めるために使う言葉ではありますが、四字熟語として自分を健康な状態に、1日でも速く戻そうとする心があるなら、この四字熟語はあなたに健康をもたらすきっかけになってくれるはずです。

毎日を楽しく暮らして長生きする…“美意延年”

笑うことが健康に良いとか、または笑うことでがんが予防できるなんていう話を聞いたことはありませんか？

“美意延年（びいえんねん）”は、楽しく生きることで長生きができるという、上記で紹介したような意味が四字熟語に込められているものだと解釈してください。

毎日楽しく、笑って生きていることができれば、その分あなたの寿命が延び、楽しい時間をさらに長く楽しむことができるという意味が込められているのです。

普段からあれこれと悩み事を抱えたり、ちょっとしたことで深く落ち込んでしまって、日々を楽しいと思えなくなってしまっている人に贈ってあげたり、もし自分自身がそんなネガティブ思考に囚われてしまっているのであれば、自分に対して使ったりすることもできる言葉です。

どうせ生きているなら毎日楽しく暮らしたいもの。

それによって寿命が延びるとくれば、無理矢理にでも笑って過ごしたくなってしまいますよね。

何もなく、ただ健康で長生きできることを願う…“延命息災”

毎日災いが降りかかることもなく、平和に穏やかに生きていければそれで十分…ついつい気持ちに欲がでてしまって、あれこれと欲張りになってあれもこれもと求めてしまうことが多い私たちの毎日ですが、本来であれば健康な体一つあれば、それで十分なのです。

それに気づけていない人が多くなってしまった結果、人々はさまざまなものを求めるようになってしまっているわけですが、この“延命息災（えんめいそくさい）”という四字熟語には、何事もなく毎日を過ごしていけることを願う気持ち、ただシンプルなその毎日に幸せが詰まっていることを教えてくれる、とても縁起の良い四字熟語だと言えます。

純粋に長生きを願う言葉としても使われますが、穏やかな日々を過ごしたいと願う人にもぴったりな四字熟語なのです。

座右の銘にしたり大切な人に贈ったり…縁起のいい四字熟語の活用方法

利用するためにはまず意味を理解すること

縁起が良いとされる四字熟語は、まず響きだけで捉えないことが重要です。

確かに、見るからに縁起が良さそうだというイメージを受けることもあるでしょうし、その漢字の見た目から何となく意味が理解できてしまうものだってあるでしょう。

しかし、もしあなたがその四字熟語を自分にとって特別な言葉にしたいと思っているので有れば、まずはその四字熟語の意味をしっかり理解することから始めましょう。

できれば、その由来についてもしっかり調べることをおすすめします。

どこで生まれたのか、どのような状況から生まれた言葉なのか、本来はどのような意味を持っていて、現代に進むにあたってどのような意味合いの変化が生じてきたのか…そのようなことをちゃんと調べて、あなた自身の知識として心にしまうことからsスタートさせてください。

ただの響や見た目だけでは、本来あなたにぴったりではない四字熟語を盲信することになってしまう可能性もあるので、注意してくださいね。

書初めだけじゃない！言葉を持ち歩き何度も目にすることで効果が得られる

四字熟語を自分の中に刻み込むのに一番適しているのは、書初めだと思う人は多いでしょう。

しかし、習字セットを持っている人というのはそう多くないはずです。

小学校と中学校くらいで有れば授業で行うこともあるでしょうが、大人になってしまうとなかなか持っている人というのは少なくなってしまいます。

書初めも良いのですが、その言葉の意味を理解しているので有れば、メモに書いて常にお財布の中に入れておくとか、スマートフォンのメモ機能にしまっておくなどしても効果がなくなってしまうことはありません。

言葉の意味を理解しているかどうかが重要なポイントであり、それを目にする頻度が高いことも重要だと言えるのです。

そのため、書初めにしてもしまっておいては効果は得られません。

それであれば、手帳の片隅にでも書いて毎日目にする機会を増やした方がずっと、効果を実感できるはずなのです。

大切な人に贈る場合にはどうやって贈るかも考えてみて

大切な人に四字熟語を贈りたいと思ったのであれば、どのようにして贈るのかをじっくり考えてみてください。

あなた自身が文字に自信があるなら自分で書いたものをプレゼントしても良いでしょう。

しかし、あなたが自分の書道の腕に自信がないなら、プロに書いてもらって世界に一つの作品にしてからプレゼントするという手もあります。

絵と一緒に四字熟語を書いてくれるサービスもありますし、これはネットショッピングでも依頼して商品として送ってくれるところもありますので、気軽に利用することができてしまうのです。

あなたが書かないと心がこもらないなんて考えはしなくてもOK。

相手のことを思って、大切な言葉を贈ろうとしている時点で、その言葉の意味とそこから得られるご利益などは全て、相手に100％の形で伝わっているので、安心してくださいね。

言葉を口にすることが大切！

言霊という言葉を知っていますか？

言葉は書くだけでも見るだけでもなく、実際に口に出してみることで強い力を持ち、その言葉から得られる効果を授けてくれると言われています。

自分の決意などを言葉に出してみれば実現するとか、願いを口にすれば叶えられるなんていうのは、全て言霊のパワーなのです。

そのため、四字熟語でお気に入りのものができたのだとしたら、その言葉をちゃんと口に出してみましょう。

人に座右の銘を聞かれた時だって、堂々とあなたのお気に入りの四字熟語を答えてみましょう。

あなたが言葉にすることで、口から音として発声することで、その言葉はより強力な意味を持ち、あなたを励ましたり、あなたの願いを実現するための引き金となってくれたりするのです。

縁起のいい四字熟語を使いこなせればカッコいい大人になれる！

四字熟語は読み方が難しかったり、意味を解釈するのが難しかったりということもありますが、せめて縁起の良い四字熟語で、あなたが気に入ったものだけでも、意味を理解して、使うタイミングを理解して、相手を選んで使うことができれば、かっこいい大人として見られることでしょう。

四字熟語を使いこなすことができれば、年上の人にも少し違う目で見られるので、仕事上での立場や相手に対する心証も良くなることは間違いなしなので、まずは好きな言葉から勉強してみてください。

TPOを含め、四字熟語を使いこなすことができたら、その時はあなたはかっこいい大人、素敵な大人として、また一歩パワーアップできるはずですよ！

 

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