価値観の違いで別れたくないなら守るべき交際ルールや話し合いの仕方・価値観が合わない彼氏との復縁方法

多くのカップルが別れる際の原因となる“価値観の違い”。

一定の物事に対する考え方が違う、ある出来事に対する感じ方が違う…そういった、お互いの違いを認めることができず、別れてしまうというのは、とてももったいないことです。

どんなに好きな人でも、どんなに愛する人でも、育ってきた環境も、経験してきた出来事も全てが違うわけですから、考え方や感じ方が違うのは当然のことなので、価値観の違いは、全てのカップルに多かれ少なかれ存在するものだと言えるでしょう。

では、なぜ価値観の違いがあるのに長く続くカップルがいるのか…それは、ズバリ、二人がお互いの価値観の違いを認め、上手に歩み寄っているからなのです。

この歩み寄りさえできれば、価値観のずれを感じてしまうような出来事があっても、それが別れにつながるようなことはなくなります。

そこで今回は、価値観の違いを原因にして別れてしまわないよう、お互いが守るべき交際のルールや、価値観の違いで別れることを防ぐ話し合いの方法、そして、すでに価値観の違いが原因で別れてしまった二人が復縁するためのポイントを紹介していきます！

別れたくなる瞬間は？価値観の違いがトラブルになる事例

そばにいて欲しい時にいてくれない

何か落ち込むようなことがあったり、悲しい出来事があったときに、好きな人にそばにいて欲しいと思うことは、誰にでもあります。

しかし、落ち込む原因に対して、相手も同じように共感してくれるかという点においては、価値観の違いが大きく影響してくることがあるでしょう。

特に人間関係に関しては、男性よりも女性の方が悩みが深かったり、複雑な人間関係になっていることが多く、女性の交友関係に関して男性が理解できないと感じる部分は少なくありません。

彼女から友達付き合いに関して相談を受けても、彼女が落ち込んでいることはわかるけれど、「そこまで気にすることかな？」と軽視してしまうなんてことになっても不思議はないのです。

しかし、女性からすればその悩みはとても深刻なものだったという場合、“こんなに落ち込んでいるのに、心配してくれない”とか、“落ち込んでいるからそばにいて欲しいのに、会いに来てくれない”と、相手の愛情に疑問を抱いてしまいます。

これが、価値観の違いが発生した瞬間となるでしょう。

そもそもが男性と女性であることから起こる価値観の違いが原因で、相手の気持ちを理解することができず、それによって、落ち込んでいる彼女は慰めてほしいのに、彼女がどれだけ落ち込んでいるか分かってあげられなかった彼氏が、寄り添ってあげようとしなかったことで、トラブルに発展するというわけです。

そばにいて欲しい時にいてくれないという問題は、このような価値観の違いで起こりやすいと言えるでしょう。

そっとしておいて欲しいときに放っておいてくれない

誰にだって一人になりたい時はあります。

気持ちが塞ぎ込んで、普段は大好きな恋人であっても、今は一緒にいたくない…そう感じてしまう瞬間があったとしても、それは何ら不思議なことではありません。

一緒にいて欲しいと思う瞬間が違うように、放っておいてほしい、一人になりたいと思う瞬間も人それぞれで違います。

そのため、相手から「今は放っておいてほしい」と言われた時に、“自分はこんなに心配しているのに”とか、“どうして恋人なのにそばにいちゃいけないんだ”と思われてしまう可能性もゼロではないでしょう。

冷静に事情を説明しても、必ずしも和解できるとは限りません。

事情を聞いたところで、「そういう時だからこそ、自分が必要なんじゃないのか？自分だったら、そんな時こそ相手にそばにいてほしいと思うけど…」と思われてしまえば、結局は価値観の違いですれ違いを生むことになってしまうからです。

相談しても期待していた言葉が返ってこない

人に何かについて相談をするとき、相談する側は心の中にある程度自分で答えを見つけていることがあります。

どうしたらいいかという答えが明確に出ていなかった場合でも、“こうなればいいな”とか、“この人に相談するときっとこんな答えが返ってくるだろうな”と、有る程度想像しているものなのです。

“だったら相談しなきゃいいんじゃないの？”と感じる人もいるかもしれませんが、そこで自分の想像通りの答えをもらって背中を押してもらいたいとか、自分が間違っていないと肯定してもらいたいという気持ちが働いているのですから、これは何も間違った行動ではありません。

しかし、ここで、恋人に相談した時にいざ自分が想像した通りの答えをくれないとなると、そこで「自分とこの人はそもそも考え方が違う」と感じてしまい、価値観の違い、分かり合えない二人という構図を見せつけられたように捉えてしまうのです。

悩んでいる時というのは、気が荒んでいる時期でもあります。

そのため、ついつい「あなたならこう言ってくれると思ったのに！」とか、「そんなこと言う人だとは思わなかった！」なんて刺々しい言葉を投げつけてしまい、トラブルに発展してしまうこともあるのです。

愛情表現が自分の思っていたものと違い、物足りなく感じる

愛情表現の仕方は人それぞれ。

基本的に、“自分がしてほしい愛情表現を、相手にしている”という人は多いと思いますが、男女で愛情表現の仕方に大きな違いがあるのも事実。

男性は言葉で伝えなくても態度で分かってくれるだろうなんて考えている節がありますが、女性からすればもっと直接的な表現が欲しいと感じることもあります。

自分が求めている通りの愛情表現を与えてくれないことで、“この人とは価値観が合わない”と感じてしまうわけです。

問題は、もう片方も同じように感じていたり、もしくは自身の愛情表現に関して“自分はよくやっている”という自負があった場合でしょう。

「これだけやっているのに、伝わっていないなんて…」と恋人に対して求めすぎているのではないかと感じてしまったり、わがままだ、欲張りだと感じてしまうことで、次第に心の距離が離れていってしまうと、別れに繋がってしまう可能性がだんだんと高くなっていくのです。

友達関係に対する価値観のずれで喧嘩になる

“男女の友情は成立するのか”なんていうのは、恐らく永遠に答えが出ない問題でしょう。

実際に、男女の友情が成立している人にとっては、“男女の友情は存在する”と断言できるでしょうし、友達だと思っていた異性に裏切られた経験がある人は、“そんなもの存在しない”と答えると思います。

異性に対しても、同性と同じ感覚で付き合う人と、異性は異性、同性は同性と切り分けて付き合うようにしている人が恋人になると、人間関係で価値観の違いを感じてトラブルになることもあります。

結局は、その根本に存在しているのは“ヤキモチ”になるのだと言えるのでしょうが、相手の異性との付き合いかたが気に入らず、「自分は一線を置くようにしているのに、向こうは異性との距離が近い！価値観が違うんだ」と、相手に対する信頼感を無くしていってしまうのです。

距離感が近いと指摘された側が、浮気性なのであれば仕方ないことですが、誰とも分け隔てなく付き合うことをモットーとしているような人であれば、恋人からの“異性との距離が近い”なんて指摘は、まさに青天の霹靂といったところで、すぐには受け入れられない場合もあると思います。

そのため、それぞれの友達関係がきっかけで喧嘩になって…なんて展開も、珍しいことではないのです。

お金の使い方に関する価値観の違いは順調な交際に歯止めをかける

どんなに愛情があっても、やっぱりお金は必要なもの。

付き合っているうちには、それぞれのお財布事情などはあまり深く関与することではありませんが、付き合いが長くなっていくにつれ、結婚を意識したりすれば、相手がどのくらい稼いでいるのかとか、相手が普段どんなお金の使い方をするのかなんてことが気になってくる時期もやってくることでしょう。

一度気にしてみると、金遣いが荒いとか、全く貯金をしていないなんていうことが見えてきたりして、だんだんと“この人とこの先一緒にいて、やっていけるんだろうか”と不安を感じてしまうこともあると思います。

どんなに順調な交際を重ねていたとしても、このお金の使い方に関する価値観の違いが原因で、別れることになってしまうカップルは少なくありません。

ただ、いざ結婚を意識しだしたらお金の使い方が変わるとか、貯金を始めるなんていう男性もいるので、価値観が違うと感じてすぐに離れるのは時期尚早かもしれませんね。

結婚は必要？いつ？結婚に対する価値観のズレがトラブルに発展する

例えば…あなたは、どのくらい付き合っていたら、結婚してもいいかな…と考えるようになりますか？

恐らく、あなたの年齢や、彼氏の年齢、あなた自身を取り巻く環境次第でその答えは十人十色だと思います。

付き合う時点で結婚を意識する女性もいるでしょうし、長く付き合ってから判断しようとする女性も少なくはないでしょう。

そういった、結婚に関する価値観が違うことで喧嘩になり、そのまま勢いで別れてしまうなんていうこともあるようです。

“早く結婚したい彼女と、まだ結婚したくない彼氏”…なんて関係になってしまい、彼女側が結婚を持ち出すことで、彼氏がうんざりして…ということもあるでしょうし、結婚を持ち出して初めて彼氏に結婚する意思がないことを知り、このまま一緒にいても未来が見えないと彼女が別れを選ぶなんていうこともあるかもしれません。

結婚は人生の一大イベントです。

だからこそ、そこにズレを感じてしまうと、“この先一緒にいることはできない”という考えに直結してしまう可能性も高いポイントだと言えます。

ここは冷静に二人の未来について話し合うことで、別れを避けることができるポイントでもありますから、ただ現状の相手の気持ちを聞いただけで別れてしまわないようにしたいところですね。

食べ物、音楽…好きなものが全く違う

くだらない理由…と思うかもしれませんが、当人同士にとってはとても深刻だったりもする、“好き嫌い”による価値観の違いの発覚が、別れる理由になることもあります。

好きな食べ物、嫌いな食べ物が違うなんていうのは、よくあることですし、インドア派とアウトドア派、好きな音楽のジャンルが違うなんて違いを受け入れて、何のトラブルもなく付き合い続けているカップルだってたくさんいるものです。

しかし、ふとしたことでこの好みの違いが衝突の原因となってしまうことがあります。

最初は何気ない会話がきっかけだったかもしれませんが、ふとしたことで喧嘩に発展し、そこから“こんなに好きなものが合わないなら、価値観が違い過ぎているってことなんだ”という考えに行きつき、「もう一緒にはいられない！」なんて選択をしてしまうのです。

好き嫌いが違うのは、それこそ同じ家で同じように育ってきた兄弟にだってあることですから、全く違う環境で育ってきたもの同士にそういった違いがあるのは、当然と言えば当然のこと。

しかし、相手の気持ちに寄り添うことができなかったり、自分の思い通りにならないことが気に食わないと感じることだったりで、“価値観が違う”という理由で別れを選んでしまうことになるのです。

そう考えると、すごくもったいないと思いませんか？

別れたくないなら知っておこう！価値観の違いで別れたいと言う男性の本音

正直もう疲れた…ワガママに振り回されたくない

“価値観の違い”を理由に別れを告げてくる男性の本音には、「これ以上振り回されたくない！」という疲れきってしまった心の悲鳴が含まれている場合があります。

最初のうちはわがままの一つだと考えて、付き合ってあげようと思っていたものが、だんだんと“合わない”と感じられてくると同時に“自分が振り回されている”と受け取れるようになってきてしまい、疲れを感じてきてしまった…という流れです。

一緒にいても、彼女に自分が合わせて“あげている”としか思えなくなってくることで、「この子と自分は合わないんだ」という考えが強くなっていくと、最終的には価値観の違いを理由にして、別れを選択するという結果を招いてしまいます。

彼女の方が自分の好みを彼氏に押し付けてしまうことが多かったり、デートの行き先も自分の行きたい場所や食べたい場所、したいことを優先させすぎてしまうことで、だんだんと彼氏を疲れさせてしまうことがある、わがままも多少なりは可愛いと思ってもらえても、度がすぎるとこの先一緒にいるのは無理だと思わせてしまうということもあるのだと覚えておきましょう。

自分では彼女の期待に添えることができず、どんどん自信を失くしてしまう

好みが合わないとか、考え方が違うという出来事にぶち当たる度に、彼女がそれに傷ついている、ショックを受けている姿を目にして、だんだんと自信を失くしてしまう男性もいます。

考え方や好みが違うのはどうしても仕方ないことなので、それにいちいち落ち込んだり、あからさまにがっかりしたりしていては、彼氏も意識せざるを得なくなり、“こんなに何度も彼女をがっかりさせる自分は、彼女には相応しくない男なんだ”と思い込むようになってしまうのです。

自分では彼女の理想の彼氏になってあげることができないと、自信を喪失した結果、彼女にはもっといい人がいるという判断に至り、価値観の違いを理由に別れを切り出すようになってしまいます。

彼が自分と合わないと思っている場合、彼も同じような気持ちを感じていることを忘れずに、歩みよりの姿勢を見せることで、彼のプライドに傷をつけることを回避できるのではないでしょうか。

黙って自分についてきてくれる女性がいい

男性の中にも様々なタイプが存在します。

彼女にリードして引っ張っていってもらいたいと思っているタイプもいれば、反対に自分が彼女をリードして、彼女にはついてきてもらいたいという“俺についてこい！”というタイプの男性もいるわけです。

彼氏が後者のリードをしたがタイプだったにも関わらず、彼女があまり彼氏に従うことがなく、自我を強く押し出すタイプだった場合には、男性はその彼女に対して物足りなさを感じてしまうようになります。

「もっと自分に黙ってついてきてくれるような女性がいい」いう思いが強くなったときに、このタイプの男性は、価値観がずれている、自分と彼女の価値観が合わないという理由を挙げて、別れを選ぶようになるのです。

少しでも、彼氏に合わせてあげたり、彼氏に従う回数を増やせば、たまのリード程度なら“わがまま”で済ませてもらえるので、基本リードしたがりな彼氏には従ってあげるようにすると良いでしょう。

自分のライフプランに彼女のライフプランは合っていない

結婚したらこうしたいという考えは、女性だけでなく男性も持っています。

わかりやすいところで言えば、結婚したら彼女には家庭に入ってもらって、自分が仕事をして家族を養っていきたいから、まずは一人で家族を養うことができるだけの稼ぎができる男にならなければ…と考えている男性に対して、彼女が、結婚しても仕事を続けたい、共稼ぎなら生活はある程度余裕ができるから、だったら今すぐにでも結婚したいと考えているとします。

この時点で、彼と彼女の結婚に対する価値観にはズレが生じてしまっていると言えるでしょう。

自分のライフプランと、彼女のライフプランに根本的な違いを見つけると、男性は途端にその相手とのこの先の未来が読めなくなり、迷子のような気持ちになってしまいます。

そこで強気に、「俺が働かなくてもいいくらい、しっかり稼ぐから、安心してついてこい！」とハッキリ言える男性もそう多くはないため、ここで仕方なく、将来に対するヴィジョンに違いがあることを“価値観が違う”という言葉に置き換えて別れを告げる…なんてこともあるのです。

もちろん、話し合いで何とでもなるケースもありますが、彼女の方に遠い未来まで見据えたしっかりしたヴィジョンがあったりすると、話し合いだけではどうしようもないと、彼女との未来を諦めてしまう男性も少なくありません。

もっと頼って欲しいのに…頼りにされないことで存在意義がわからなくなった

彼女が頼ってくれないことを理由に、価値観が違うと別れてしまう男性もいます。

男性は、頼られることで自らの存在意義を見出している部分が少なからずあるものです。

そして、大好きで大切な彼女は、男性にとって一番頼られたい相手でもあります。

だからこそ、その彼女が必要としてくれている、自分を頼りにしてくれていることを感じられないような付き合いをしていると、だんだんと自分が彼女といる意味を見失ってしまうようになるのです。

これは、男性心理としてはとてもダメージが大きいものですし、なかなか立ち直ることができないものでもありますから、自分を守るため、自分をもっと必要としてくれる、頼ってくれる人を探すために、今の彼女から離れようとします。

しかし、その際に、自分がなぜ彼女と一緒にいることで寂しいと感じているのか、自分に自信を失くしてしまうのかという明確な理由が理解できていない場合も多く、そんな男性は、“価値観の違い”という言葉で、自分の心中を片付けてしまおうとするのです。

価値観の違いで別れたくないなら守るべき交際ルール

自我ばかり押し通そうとせず、必ず相手の意見を聞くこと

価値観の違いを理由に別れてしまうことを避けたいなら、まずは相手の話を聞く、相手の気持ちを聞くことを徹底することです。

話し合いをすれば、価値観の違いをすり合わせ、お互いが納得できる方向へ持っていくことは十分に可能です。

そもそも、付き合っているもの同士であれば相手のことを想う心は強いはずですし、価値観の違いというぼんやりした言葉で簡単に割り切れる関係ではないことを心のどこかで理解しているはずですから、話し合いで歩み寄れる可能性はかなり高いと言えるでしょう。

自分の考えを相手に押し付けてばかりではなく、時には相手の話を黙って最後まで聞いて、相手の気持ちを汲み取ろうとするだけでも、価値観の違いというズレが生じるのを防ぐことができます。

全てにおいてギブアンドテイクのバランスを意識する！

自分が相手にしてあげたことは、自分が相手に“してもらいたい”と思っていることだと考えて行動するようにしてみましょう。

つまり、彼から何か嬉しいことをしてもらえたら、あなたも自分から彼にしてもらって嬉しいと思えたことをしてあげればいいのです。

誕生日にプレゼントをもらったら、プレゼントを送り返すとか、挨拶をしてもらったら挨拶を仕返すといったように、全てにおいてギブアンドテイクを心がけてみてください。

もちろん、全て受け身というわけではなく、時にはあなたが彼にしてもらえたら嬉しいなと思うような行動を進んでとってみましょう。

あなたがギブアンドテイクを心がけて彼と接していれば、必ず彼はそれに気づいてくれるはずです。

好みが違くても、根本的な考え方が違くても、自分を大切にしてくれている相手を大切にしたい、ずっと一緒にいたいと思うのは、性別関係なく人間として当たり前の感情だと言えるでしょう。

その感情をうまく刺激して、多少のすれ違いではびくともしないお互いに居心地の良い関係を築いていけば良いのです。

相手を頭ごなしに否定しない！“新しい考え方”だと受け入れて

自分と違う考えを一切認めようとしない、そんな態度を見つめ直してみましょう。

人にはそれぞれの考え方や感じ方があります。

物事によっては正解不正解と分けられることもあるかもしれませんが、その人が感じていること、考えていることには、基本的に正解不正解はないものです。

だからこそ、自分と考え方が違うから不正解として拒絶するのではなく、一つの新しい考えとして受け入れられる心の広さ、余裕を持つようにしましょう。

これは、彼との関係をより良いものにしていくだけでなく、一人の人間としてあなたを成長させるきっかけにもなる考え方だと言えます。

自分と違う意見を、別の一つの考え方として受け入れて、また他の機会に活用することもできると思います。

自分と違うから“×”…という考え方が、一番人との価値観の違いを感じたり、相手に感じさせてしまう原因となることを忘れなければ、彼と価値観の違いで揉めることはなくなるでしょう。

すれ違いが起きたら必ず徹底的に話し合う時間を持つこと

すれ違ったと感じたら、話し合いの時間を作ることです。

それも、お互いの気持ちを徹底的に出し合い、整理できるようなちゃんとした時間を持つようにしてください。

価値観の違いは、話し合いでいくらでも解決できるものです。

相手に対する気持ちがまだ残っているのなら、お互いがまだ相手のことを好きでいるなら、すれ違ったまま別れてしまうのは本当に無駄なことだと思ってください。

気持ちがあるなら、お互いに歩み寄ろうとすることはできますし、相手の本心を聞いて、自分の本心を曝け出して、実は価値観にはそんなにズレがなかっただけだった…なんてケースはいくらでもあるのです。

言葉が足りなかったとか、受け取り方が違ったなど、誤解やすれ違いは、“価値観の違い”ではありません。

まずは、徹底的に話し合ってみましょう。

別れたくない！価値観の違いで彼氏と喧嘩した時の話し合いの仕方

否定、拒絶は絶対NG！最後まで大人しく相手の意見を聞く

価値観の違いで彼と喧嘩になり、それでも別れるのは嫌だと思っているのであれば、彼との話し合いの最中に彼を否定したり拒絶するような言動は控えるようにしてください。

まずは、彼が一通り話し終えるまでは、彼の言葉に耳を傾けるようにしましょう。

一通り話を聞いてみると、自然と彼とあなたの考え方の違う部分、どこからがずれているのかというのが見えてくるようになります。

そうしたら、あくまで彼の意見を否定することはしないまま、今度はあなたの考え方を伝えるようにすれば良いのです。

「あなたの考えていることは分かった。話してくれてありがとう。私は、こういう風に考えているんだよね…」と、一度彼の考えを全て受け止めたことをちゃんと言葉で伝えてから、あなた自身の気持ちを、伝えていくと喧嘩が収まっていきます。

もちろん、別れたくないなら、その気持ちもしっかり伝えるようにしてくださいね。

流されるのはダメ！自分の考えをきちんと伝える

とりあえず喧嘩を収めようと、彼の言葉をすべて受け入れて、自分を捻じ曲げてしまう女性は少なくありません。

しかし、価値観の違いが原因で喧嘩になった時、この方法でことを丸く収めようとするのは、結果としてはNGになります。

確かに、その場の喧嘩は収まることと思いますが、この方法で話し合いを終わらせてしまうと、また近い将来に同じことで喧嘩になるでしょう。

そうすれば、次はあなたが彼に全て流される状態で話をしても、“この前もそういう話でまとまったのに、結局同じことを繰り返しているじゃないか”という話になってしまうはずです。

全て彼に流されて、全て自分が悪かったことにして話を収めるのは得策ではありません。

そうしてことを収めても、結局辛くなるのはあなたの方です。

ちゃんと、自分の考えは自分の考えとして彼に伝えるべきです。

私とあなたは違う、でも私はその違いをちゃんと伝えあって、二人で考えて、乗り越えて行きたいと伝えましょう。

喧嘩腰になりそうなら少し時間を空けて！冷静に話し合える環境を作る

どちらも気が強いカップルだと、価値観の違いを理由に喧嘩になると、そのままどんどんヒートアップしてしまうことがあります。

ヒートアップすれば売り言葉に買い言葉で、つい“だったらもういい！別れる！”なんて言葉がどちらかから発せられてしまうこともあるかもしれません。

そのため、もし、喧嘩がヒートアップして冷静に話し合えるができないなら、その場合は一度離れて、気持ちが落ち着いてから、彼に歩み寄り、ちゃんと話をする機会を設けてもらうのも良いでしょう。

もし、勢いで別れる、別れないなんて話が出てしまったら、それこそその場で片付けるべきではありません。

「今日はちょっと冷静になれそうにないから、少し頭を冷やしてからちゃんと話そう」と、相手が冷静ではないことを指摘するのではなく、自分が冷静ではいられないから…という形で、後日の話し合いにしたいと持ち掛ければ、相手がさらにヒートアップしてしまうことは避けられるはずです。

自分から彼に歩み寄る姿勢を忘れないで

あなた自身が彼と別れたくないと思っているのであれば、彼が歩み寄ってきてくれるのを待っているのではなく、あなたから彼に歩み寄る姿勢を維持することを忘れないでください。

喧嘩のきっかけとなった価値観のズレがどのような種類のものかにもよりますが、別れたくないと感じるなら、あなたから彼に近づいて、二人の今後の関係を維持していくための話し合いを持ちかけたり、彼の価値観に自分が合わせようとする言葉をかけたりなど、努力することで、関係は圧倒的に良い方向に向いていくはずです。

彼が歩み寄ってくれるのを待つのも悪いことではありませんが、あなたが少しでも彼に歩み寄れそうだと感じるなら、または、少し雑な言い方ではありますが、価値観を近づける妥協点を見つけているなら、あなたから近づいてあげてください。

恋愛においては、男性より女性の方が精神的には大人です。

つい意地っ張りになってしまっている彼に、大人な態度で近づいてあげれば、彼もちゃんと話し合いに応じてくれるでしょう。

価値観の違いで別れた彼氏との復縁を実現させる重要ポイント

“彼はこういう考え方を持っている人”…彼の価値観を理解する

別れた後、一人でいる間に、彼を理解する努力をしましょう。

彼はどんな考え方をしている人か、彼はどんな価値観を持っている人なのか、それを理解できれば、自然とあなたがどうすれば彼と復縁できるのか、あなたの価値観のどの部分を彼に寄せることができるのかが見えてくるはずです。

これは、そもそもあなたが別れてしまった彼と復縁すべきか、否かという判断をするためのポイントにもなります。

価値観を理解した上で、やはり自分が彼の価値観に歩み寄ることはできないと判断できたなら、復縁しても結局同じことで別れる可能性は高いので、元彼のことは諦めるべきと言えますし、あなたが彼に寄せられる部分を見つけたのであれば、二人の関係を繋ぎ止めることができるという希望の光が見えてくるでしょう。

まずは、彼の言ったことを思い出し、これまでの彼の行動を思い出し、彼という人間を理解しようとすることから始めてみてください。

常に彼に気持ちを寄せていることが伝わるように振る舞う

どんなにあなたが彼を理解し、彼に気持ちを寄せ、価値観を彼に合わせて歩み寄ろうとしていても、それが彼に伝わらない限りは、彼が復縁に前向きになってくれることはないでしょう。

そのため、別れて時間を置いてから、あなたが彼に気持ちを寄せようとしていることが伝わるように振る舞う必要があります。

そもそも、彼とあなたが何をきっかけに価値観の違いを感じるようになってしまったか、そこに焦点を当てて行動に出てみましょう。

例えば、趣味について彼を批判してそれがきっかけで喧嘩になったというなら、「ずっと否定してたけど、この前、◯◯が好きな友達に色々教えてもらったんだけど、本当はすごい奥が深いんだね」なんて、肯定的に感じられる発言をしてみるなど、考え方が変わった、自分に気持ちを寄せて努力してくれていると彼が感じられる行動を心がけてみてください。

それだけでも、復縁を持ちかけるきっかけとしては申し分ありません。

少しずつ二人の距離を近づけていくことができるでしょう。

ワガママすぎたところはない？自分を押し通すことは避けて

彼に対して、自分を押し付けすぎてしまっていた面はなかったでしょうか？

自分自身を見つめ直すことも、価値観の違いで別れてしまった彼との復縁を成功させるのに必要なポイントになります。

彼氏相手だとどうしても甘えが出てしまうこともあり、だからこそ、わがままとして、彼に自分の意見ばかり押し付けてしまうこともあったかもしれません。

それが彼にとっては負担となったり、考え方が違うと感じさせてしまうことになっていたのかもしれないと考え、自我を押し通しすぎていたと感じられるのであれば、そこを直しましょう。

もちろん、直すだけではなく、彼にちゃんと謝罪をしましょう。

「わがまますぎた」とか、「◯◯くんに甘えすぎてた」と、自分の非を認めて、反省していること、自分の悪いところが分かったから、同じことを繰り返すつもりはないこと、今後は彼の気持ちを尊重しようと思っていることなどを伝えれば、復縁確率は上がっていきます。

価値観の違いがあっても別れたくないならお互いの歩み寄りが必要！

価値観の違いはあって当然。

何から何まで考え方も好みも同じなんて人間は、そういるものではありません。

だからこそ、お互いがお互いを気遣って、相手を理解しようとか、ある程度相手に合わせてみようとすることが大切なのです。

価値観の違いで別れてしまうのは本当にもったいないことなので、もし彼との価値観の違いに気づいてしまっても、それで揉めるのではなく、その違いをいかに楽しむことができるか、二人の間でネタにすることができるかを考えてみると良いのではないでしょうか。

そうすれば、喧嘩になることもなく、当然、その違いが別れにつながることもありません。

価値観の違いですれ違いを感じたり、寂しく感じたりするのではなく、その違いを楽しむことができるカップルになれば、この先も違いを見つけるたびにより相手を知流ことができたとプラスに受け取り、円満に付き合っていくことができるはずですよ。

 

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